香美町地域おこし協力隊日記 第63話

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こんにちは。地域おこし協力隊で〝梨〞を担当している福井功一です。
私が香美町に引っ越して、はや1年と数カ月が過ぎようとしています。もう、こちらに住んで1年以上も経ったのかと驚く一方、あと1年と半年ほど経てば、地域おこし協力隊を卒業し、農家として独立するということに内心慌てつつ、今できることを考えて頑張っています。
さて、皆さんは「なしおとめ」という梨をご存じでしょうか?但馬地域で開発された梨で、香美町でも推していきたい新品種です。
かくいう私も、まだまだ実がなるほど大きくはないのですが、管理している園で65本の「なしおとめ」を栽培しています。楽しみのあまり早く大きくなれ〜早く大きくなれ〜と唱えて成長を急かしています。
この「なしおとめ」は、程よい甘みが口に残る、ぜひ実際に食べて感じてほしい一品です。新品種のため、出荷量も少なく、皆さんのお手元にはまだ届きにくいかもしれませんが、見かけたときは、お手に取って頂けたらと思います。8月中旬から下旬にかけて、JAたじま香住営農生活センターやファーマーズマーケット「たじまんま」で販売される予定です。詳しい時期については各施設へお問い合わせください。
皆さんが満足してもらえるような梨を1年かけて作っていますので、ぜひお召し上がりいただけたらと思います。