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■熱く盛り上がるおじろの夜　～第44回ふるさと小代夏まつり～
7月29日、小代地域局前駐車場で、小代の夏の風物詩、ふるさと小代夏まつりが行われました。
このイベントは、小代の有志が集まった同実行委員会が主催となって4年ぶりに開催。地元団体による焼きとうもろこしの販売や香美町とと活隊によるサザエ釣りなど、12の夜店が出店されました。
また、開催特設ステージでは、高校生バンド「BLUEFLAME」のライブやバルーンショーなどが披露されました。祭り中盤のDJひじきによるミニライブでは、音楽に合わせてコールやジャンプをし、会場が一体となって夏の一夜を楽しんでいました。
訪れていた親子連れは「やっぱり地元の祭りは盛り上がれて楽しいです」と語ってくれました。

■自然の中で作ると「おいしい!」　～夏のふるさとおもしろ塾「キャンプ飯作り」～
8月9日、小代区の吉滝キャンプ場で、小代地区公民館が主催する夏のふるさとおもしろ塾が行われ、小代小1～5年生の15人が参加しました。
今回は、町移住相談員も務めている伊藤達巧(たつよし)さんを講師に、ダッチオーブンを使ったキャンプ飯作りに挑戦しました。児童たちは、火おこしや火の育て方の指導を受けながらたき火を準備。野菜や豚肉をカットして詰めた鍋を1時間ほどたき火にかけるとおいしそうな「ごろごろ野菜とローストポーク」が完成し、大きな歓声が上がりました。
できあがった料理を口いっぱいに頬張った2年生の田口七菜(なな)さんは「野菜もごはんも、いつもより甘く感じておいしい」と満足そうに話しました。

■一刻でも早い復旧へ、心強い支援　～台風7号災害ボランティア～
8月18日から、台風7号による大雨で家屋の浸水など大きな被害が出た香住区間室、油良などで、復旧作業を支援するボランティア活動が始まりました。
活動初日となった18日には、町内や近隣市町から集まった19人が、床上浸水した間室の住宅4件で家具と畳の運び出しや床下に溜まった泥の除去作業に汗を流しました。
参加した香住区七日市の女性は「被害が大きいと聞き、何か力になれればと思い参加した」と話し、地元の鎌田はじめさん(86)は「重いものを運べず、手伝ってもらってとても助かる」と感謝していました。
ボランティアには9月1日現在で延べ124人が参加し、今後も状況に応じて香美町社協が募集します。

■ひとりひとり違うことを知ってほしい　～人権講演会～
8月19日、香住区中央公民館で人権講演会が開催され、約170人が来場しました。
20歳の時に心と体の性の不一致という診断を受けた前田良(りょう)さんを講師に迎え「パパは女子高生だった～最高裁で逆転勝訴してつかんだ家族のカタチ～」と題した講演が行われました。
前田さんはパートナーとの間に非配偶者間人工授精で子どもを授かりますが、役所で受理されず裁判へ。「生物学的に血のつながりがないのは明らか」と1、2審の棄却を経て、最高裁で逆転勝訴しました。
前田さんは「こうやって生きている人もいると感じてもらえると嬉しい。皆さんも前を向いて笑って生きて」と人生を振り返りつつ熱く呼びかけました。

■木漏れ日差し込む兎和野の森を満喫　～木漏れ日ウォーキング～
8月26日、兎和野高原の「木の殿堂」から「たじま高原植物園」を往復する木漏れ日ウォーキングが行われ、町内外から27人が参加しました。
参加者は朝6時前に集合し、ストレッチを経てウォーキングをスタート。木々の間から差し込む朝の光を感じながら森の中を進み、見どころの一つである「兎和野の大カツラ」を見学した後、たじま高原植物園を目指しました。同園では、朝食ビュッフェと、樹齢1,000年を超える「和池の大カツラ」やその湧き水など、早朝の園内散策を楽しみました。
香住から参加したという女性は「森の中はさわやかで気持ちいい。野生動物が出て一人で歩くのは難しいので、参加してよかった」と話しました。

■これからも香住で文化活動を　～香美町香住文化協会　創立50周年記念式典～
8月26日、香住区中央公民館で、香美町香住文化協会の創立50周年を記念する式典が開催され、約200人が参加しました。
同協会は文化の発展と継承を目的に昭和48年に旧香住町が主導して設立。会員らの積極的な参加で現在まで活動を継続されてきました。
式典で同協会の山西健八郎会長は「設立に関わった皆さん、会員の皆さん、そして町民の皆さんのおかげでこの日を迎えられ、感謝しかない。これから10年、20年と活動を続けたい」とあいさつしました。
また、記念芸能発表会として二胡奏者の陳曼麗(ちんまんれい)さんの演奏や藤間勘勢雀(ふじまかんぜいじゃく)の会による銭太鼓などが披露され、式典に花を添えました。