読書をしませんか? 図書室へ行こう♪

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■読み聞かせ会　おはなしの国
おはなしの国では、月に1回、第2土曜日(8月は第1土曜日)の14時から香住区中央公民館で、読み聞かせグループによる紙芝居や絵本の読み聞かせ、ストーリーテリングやパネルシアターなどを行っています。お友だちやご家族と一緒に、昔話や香住区内に伝わる民話など、おはなしの世界をゆっくりと楽しんでみませんか?

■今月のおすすめ図書
各公民館で本の貸し出し、返却の連携をしていますので、借りたい本がない場合など、お問い合わせいただくと最寄りの公民館で本を借りることができます。

○『むしさんどこいくの?』
得田之久/著　童心社
日差しが暖かく気持ちよい季節となりました。てんとう虫やバッタ、ありたちは、とことことこどこへいくのでしょうか?ページをめくるとその答えがわかります。シンプルですが、忠実に虫の姿が描かれているので、お散歩をしながら虫の観察が楽しめそうです。歩き始めの赤ちゃん絵本です。
所蔵図書室：香住区中央公民館図書室所蔵

○『放課後ミステリークラブ　1/2/3』
知念実希人/著　ライツ社
児童書で初めて2024年本屋大賞にノミネートされた作品です。小学4年生の3人グループが学校で起こる謎の事件を解き明かします。大人の小説を書く手法で書かれたこの本は、シリーズ3作品とも親子で一緒に読んで楽しめます。小学中学年からおすすめです。
所蔵図書室：香住区中央公民館図書室所蔵

○『スピノザの診察室』
夏川草介/著　水鈴社
京都の地域病院で働く主人公のマチ先生。大学病院では、目の前にある病気の治療を考えればよかったのですが、地域の小さな病院では、食事をとれない患者への点滴の有無、がんの終末期患者への言葉かけ、認知症患者のがん治療方針など、正解のない問題を考える必要があります。マチ先生の優しく温かい言葉が響きます。たくさんの人に読んでもらいたい1冊です
所蔵図書室：香住区中央公民館図書室所蔵、余部地区公民館図書コーナー所蔵、村岡区中央公民館図書室所蔵

(文：香住区中央公民館　図書館司書　仲村久美子)

■図書室での本の借り方・返し方
初めに、図書室で利用カードの発行手続きをしてください。
借りたい本と利用カードを、受付まで持参してください。
返すときは本だけを受付に持参してください。
目当ての本が見つからない場合は職員までお尋ねください。