香美町地域おこし協力隊日記 第71話

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皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊で観光情報発信発掘業務を担当している高橋昇吾です。今年で活動2年目を迎え、香美町の観光資源を発信することに日々取り組んでいます。
今年の5月には「大引き鼻展望台」と「うへ山の棚田」で、日本では珍しいオーロラを見ることができ、その瞬間をカメラで撮影することができました。私にとって大きな出来事であり、本当に幸運なことでした。撮影してすぐにSNSで発信したところ、たくさんの人に見ていただき、県外から香美町へ訪れる人もいました。日本で最も西でオーロラが観測された場所として、香美町がテレビや新聞などさまざまなメディアで紹介され、多くの人々に香美町を知ってもらえる良いきっかけになったと思います。令和7年頃まで太陽活動が活発と予測されているので、今後もオーロラを見ることができるかもしれません。再び香美町でオーロラを見られる機会があることを願っています。
また、7月には香美町の山奥で、暗闇の中でかすかに光る「光るキノコ」を発見しました。おそらく関西で初めて見つかった種類だと思います。一部の地域でしか確認できていませんので、今後見つけたら専門家に調査をしていただく予定です。他の地域では、光るキノコの観光ツアーが開催されており、多くの観光客が訪れていますので、将来的には香美町でも光るキノコの観光ツアーなどが開催できればと考えています。
香美町の自然環境は非常に豊かで、多様な生態系が広がっているため、まだ見ぬ観光資源が隠れている可能性があります。今後も香美町の観光資源を発掘し、より多くの人に香美町の魅力を伝えることができるよう取り組んでいきます。