本町では「第2次香美町総合計画」に基づき、まちの将来像である「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現を目指して、計画的なまちづくりを進めていますが、著しい社会情勢の変化に対応したよりよいまちづくりを進めるため「第3次香美町総合計画(計画期間:令和8年度-令和17年度)」を策定することとしています。
■町民ワークショップを開催しました!
町民の皆さんからのご意見やご提言を計画策定の政策立案に活用するため、町民ワークショップを開催しました。当日はグループごとにそれぞれのテーマについて議論し、最後は発表を通して全体での振り返りと共有を行いました。いただいたご意見などは、各施策の担当課で実現可能性および有効性を考慮した上で、次期総合計画における政策立案への反映を検討します。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
□子育て世代
日時:令和6年11月11日(月)
場所:香住子育て・子育ち支援センター
参加者:10人
テーマ:香美町の子育て施策の良いところ、改善すべきところ
子育て世代が移住するための条件
主な意見:
・医療費や給食費の無償化などの経済的支援が充実している。
・子育て・子育ち支援センターは同世代の交流の場として地区別に維持すべきである。
・遊べる施設など整備が不十分である。
・教育の質的な観点から、香美町の特色ある教育方針を明確にしてPRすべきである。
□高校生
日時:令和6年11月11日(月)
場所:香住高校・村岡高校
参加者:香住高校11人、村岡高校12人
テーマ:香美町の現在のイメージ(良いところ、改善すべきところ)
住み続けたい町、帰ってきたい町とは
主な意見:
・自然が豊かで地域内のつながりがある。
・買い物、交通が不便である。
・自分たちが育った地域で子育てがしたい。
□香住区民
日時:令和6年12月1日(日)
場所:香住文化会館
参加者:7人(香住区地域協議会委員)
テーマ:町民アンケート結果による香住区の重点課題の検討
(1)交通網が充実したまちの推進
(2)地域を担う産業人を育むまちの推進
(3)水産業を振興するまちの推進
(4)地域資源を活かし人と経済の循環を生みだすまちの推進
主な意見:
・労働条件などについて、企業間の横並び比較可能な就職活動用のサイトなどがあれば香美町での就職活動がしやすくなる。
・魚のまち香美町としてのブランドを確立すべく、香美町の観光資源やふるさと納税の情報を、テレビなどメディアを活用してPRする活動を継続すべきである。
・観光拠点となるエリア開発やイベント会場兼用可能な設備を整えることで、地域資源のPRのほか、企業誘致に資する場を創出していく必要がある。
□村岡区民
日時:令和6年11月30日(土)
場所:村岡区中央公民館
参加者:9人(村岡区地域協議会委員ほか)
テーマ:町民アンケート結果による村岡区の重点課題の検討
(1)交通網が充実したまちの推進
(2)地域を担う産業人を育むまちの推進
主な意見:
・生活のみでなく産業も意識した道路整備が重要である。
・販路を見越したイベントの開催や、産業別インストラクターの養成、人材育成スクールの設立などが必要である。
□小代区民
日時:令和6年12月1日(日)
場所:小代区総合センター
参加者:8人(小代区地域協議会委員)
テーマ:町民アンケート結果による小代区の重点課題の検討
(1)交通網が充実したまちの推進
(2)地域で子育てを担うまちの推進
(3)地域を担う産業人を育むまちの推進
(4)次代を生かす農林業を振興するまちの推進
主な意見:
・町営タクシーの導入を検討すべきである。
・世代間の交流として、直接の対話につながるイベントや全世代にわたるイベント・集会を実施してほしい。
・地元での起業家を育成するプログラムや地元企業との協力により高校生のインターン制度を拡充すべきである。
□シニア世代
日時:令和6年12月23日(月)
場所:役場本庁舎
参加者:11人
テーマ:「買い物」「通院」に関する困りごと
主な意見:
・町民バスの運用を見直してほしい。
・移動しなくても買い物ができる環境の構築が必要である。
・乗り合わせのリスク軽減対策を町にお願いしたい。
□働く世代
日時:令和6年12月23日(月)
場所:役場本庁舎
参加者:5人
テーマ:香美町の産業振興のために目標として重視すべきこと
主な意見:
・スマートシティ化の支援など、他の町がたどり着いていない部分への先行投資が必要である。
・中長期のビジョンを明確にし、香美町の特徴を生かした他市町にない独自性の高い取り組みや方向性の検討が重要である。
・町職員と各種団体との連携強化が必要である。
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