■「保護司」というボランティア
Q:保護司ってどんなボランティアですか?
A:保護司は、法務大臣から委嘱されたボランティアで、全国に約4万6千人います。現在、高砂市には37人(男性26人、女性11人)の保護司がいます。
給与は支給されませんが、活動にかかる実費(交通費など)は支給されます。
Q:保護司になったら、どんな活動をするのですか?
A:保護司は、保護観察を受けている人たちの立ち直りを支援する「処遇活動」と、地域の人々に立ち直り支援への理解と協力を求める「地域活動」の2つの活動を主に行っています。
◇処遇活動
処遇活動の中核は、「保護観察」です。
保護観察は、犯罪や非行をして保護観察を受けている人と月に2・3回程度面接をし、彼らの相談に乗ったり、約束事を守るように指導したりします。
保護観察は、犯罪処遇の専門家で、国の職員である「保護観察官」と地域のボランティアである「保護司」が二人三脚で行っています。
◇地域活動
犯罪や非行のない地域社会を築くため、毎年7月を強調月間として、「社会を明るくする運動」を行っています。
同運動において、市民向けの啓発イベントを開催するなど、さまざまな広報活動に積極的に取り組んでいます。また、地域や学校などと連携して活動をしています。
Q:保護司になるには、どうすれば良いですか?
A:保護司になるには、一定の要件を満たす必要があります。まずは、「高砂市保護司会」または「地域福祉課」にご相談ください!
◇高砂市保護司会更生保護サポートセンター
高砂町朝日町1-2-1(文化会館内)
【電話】490-4914
相談受付:月曜日・水曜日・金曜日10時から12時、13時から15時
※祝日・年末年始を除く
■第73回 社会を明るくする運動
「社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~」は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
《社会を明るくする運動作文コンテスト》
▽県内の応募数
・中学生の部…12,134作品
・小学生の部…10,375作品
▽市内の応募数
・中学生の部…267作品
・小学生の部…166作品
《審査結果》
▽兵庫県推進委員会
・神戸保護観察所長賞
・佳作
▽高砂市推進委員会
・高砂市保護司会長賞
※受賞者の方々のお名前は、本紙でご確認ください。
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問合せ:地域福祉課
【電話】441-9006
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