明けましておめでとうございます
市民の皆さまには、輝かしい新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます
旧年中は、市政運営に深いご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます
昨年を振り返りますと、コロナ禍の落ち着きとともに社会経済活動が本格的に再開され、まちの賑わいも回復してきました。たかさご万灯祭や秋祭りでは笑顔があふれ、ようやく以前のような日常生活が戻ってまいりました。
他方で、急速に進む人口減少・少子高齢化や地球温暖化がもたらす異常気象の激甚化、頻発化など、避けられない課題に対応するため、これまで以上に市民の皆さまと手を取り合い、着実に歩んでいく必要があると感じています。
高砂市では、「住みたいまち高砂」の実現に向けて、18歳までの医療費完全無料化をはじめ、ゼロカーボン施策、見守りカメラの設置、地域交流センターや福祉総合相談センターの建設、より利用しやすくなる商業施設へのサービスコーナー開設などを進めています。また、駅周辺整備としては、長年の課題であったJR曽根駅の自由通路、橋上駅化事業の具体的な計画を策定しました。JR宝殿駅南や山電高砂駅、荒井駅周辺を含め、継続して新しいまちづくりを行ってまいります。
そして、市民病院については、市民の皆さまをはじめ、各分野からさまざまなご意見をいただき、将来構想案として取りまとめました。引き続き、医師の確保、経営改善などに取り組み、「面倒見のいい病院」として、市民の皆さまに寄り添った医療を提供する総合病院を目指してまいります。
高砂市は、本年1月1日に水道事業100周年を迎えました。県下で5番目に古い歴史を持つ水道事業は、地域の発展・産業の振興に大きく寄与してまいりました。そして、7月には市制施行70周年を迎えます。
「人結び、夢結び、未来を結ぶ、高砂市70年」をキャッチフレーズに、新たな時代のスタートの年と位置付け、市民の皆さまとともにさまざまな記念事業を通じて、未来に向けた持続可能なまちづくりを進めてまいります。
本年も高砂市政に対し、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
高砂市長 都倉 達殊
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