■「和食と健康」
和食が、平成25年にユネスコ無形文化遺産に登録されたことをご存じですか?
米を主食に、一汁三菜を組み合わせる和食は、栄養バランスに優れ、日本人の長寿の支えとなってきました。
ところが、近年ライフスタイルは変化し、多忙な生活の中で食事にかける時間は減り、手軽に食べられるインスタントやファストフードが普及してきました。食事はただお腹を満たすのみならず、日々の楽しみにもなり得るのではないでしょうか。だからこそ、心も体も癒してくれる和食をおすすめします。
和食は、昆布やカツオなどのだしを使います。週に1度でも、だしの旨味の効いた和食を食べて、心も体もリラックスさせませんか。
ここでは、だし、豆乳、みそなど和食の魅力を詰め込んだ、薄味でも美味しい「豆乳入りみそスープ」を紹介します。ほっこりと心も体も温まるスープです。ぜひ作ってみてください。
■つくってみよう!「豆乳入りみそスープ」
◇栄養価概算値(1人分)
・エネルギー…79キロカロリー
・食塩相当量…0.9グラム
◇材料(2人分)
・昆布…2グラム(水に対して1パーセント)
・水…220シーシー
・シメジ…1/4パック
・タマネギ…1/4個(約50グラム)
・小松菜…1株(約50グラム)
・サラダ油…大さじ1/2
・みそ…小さじ2
・豆乳(調整)…100シーシー
・こしょう…お好みで
◇作り方
(1) 容器に昆布と水を入れ、2時間から一晩漬けておく。
(2) シメジは根元を切り落とし、手でほぐす。タマネギは薄切りにする。小松菜はきれいに洗って、長さ3センチメートルに切る。
(3) 鍋にサラダ油を熱し、(2)を中火でさっと炒める。
(4) (3)に(1)を加えて煮立たせ、火を止め、みそを溶き加え、豆乳を入れて混ぜる。
(5) 沸騰しないように弱火で温め、お好みでこしょうを振る。
問合せ:健康増進課
【電話】443-3936
<この記事についてアンケートにご協力ください。>