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ユネスコ世界ジオパーク再認定現地調査

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北海道 様似町

5日間にわたって審査員が巡った現地審査。審査の様子を写真とともにお伝えします。

■審査員
ジン・ジーシン氏(房山(ファンシャン)ジオパーク)
ハン・ジンファン氏(中国地球科学大学(北京)地球科学・資源学院)

■7月4日(初日)
2人の審査員は夕方に様似町入りし、中央公民館で荒木輝明町長や生田泰日高振興局長、推進協議会役員やガイドが出迎えた。その後、オープニングミーティングで推進協議会事務局からアポイ岳ジオパークの活動についての発表を行った。

■7月5日(二日目)
様似中学校、エンルム岬、郷土館、チセ、アポイ岳ジオパークビジターセンターなどの施設を案内。中学校ではふるさとアポイ学の概要について説明し、実際に授業を見学。エンルム岬では道具を使ったガイドの実演を実施。その後、拠点施設であるアポイ岳ジオパークビジターセンターの展示内容や利用状況を説明。等澍院では、大久保住職らが三官寺の歴史や文化財について説明。その後、茶道を体験。
夜は、公民館で様似民族文化保存会が踊りなどを披露し、審査に関わった人たちとの交流会を実施。

■7月6日(三日日)
図書館で専門職員が連携して行っているカンカン講座の説明やジオパーク特集コーナーの紹介をした後、アイヌ伝承のアニメを鑑賞。司書より、同アニメの絵本をプレゼント。小学校では「かんらん岩絵の具づくりワークショップ」を見学。昼食には中学生が考案した、アポイ岳ジオパーク認定商品のドリーム弁当を幌満コミュニティセンターで味わう。ジオラボを見学した後は、幌満川のほとりでかんらん岩と幌満川の成り立ちについて説明。
夜は、推進協議会事務局を交えての書類審査を実施。

■7月7日(四日目)・7月8日(最終日)
早朝に、冬島で昆布漁を体験。昆布漁師の附田一穂さんの浜で昆布干し体験をしたあと、漁の仕方や選葉などの納屋作業を説明。その後、アポイ山麓に移動し、周辺の散策やアポイ岳第二休憩所まで歩き、ガイディングについて説明。
昼食では、まんまの会が作ったたこめしやお弁当を食べ、午後からは観音山や観光案内所を案内。
最終日に行われたクロージングミーティングでは、推進協議会役員やガイドらに審査講評を行うとともに親子岩ふれ愛ビーチの避難訓練について説明し、離任。審査結果は来年春頃を予定。

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