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自治体の皆さまへ

救護協力者へ感謝状を贈呈

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北海道 様似町

■救護協力者へ感謝状を贈呈
日高東部消防組合は12月4日(月)、10月に緑町で発生した救急事案の際に、迅速的確に救命活動にあたった町民4名を表彰し、感謝状と記念品を贈呈しました。
表彰されたのは町内在住の小西敦子さん、勝弘さん、佐藤真弥子さん、富田蓉子さんの4名。10月15日午後、4名は傷病者の家族が助けを求めている声を聞き、駆けつけたところ意識を失っている男性を発見。佐藤さんが同日午前に錦・緑町の防災訓練で心肺蘇生法訓練を受講していたことから、同じく駆けつけた3名に119番通報と心肺蘇生の協力を呼びかけ、連携して救命活動を行いました。4名の迅速かつ的確な判断と行動力により男性は一命をとりとめました。
小西敦子さんは「4人で協力できたので心強かった。心臓マッサージも5分くらいやっていて一人では大変だったと思う。無事でよかった。」と心境を話してくれました。また、佐藤さんは「午前中に参加した訓練のおかげですぐに行動できた。みなさんにも是非訓練を受けてほしい。また、AEDの設置場所がわからず焦ってしまったので、設置場所を確認しておくことも大事だと思う。」と訓練の重要性について語ってくれました。

■心肺蘇生法の手順
(1)倒れている人に呼びかけ、反応がなければ119番通報とAEDを要請。
(2)まず、「普段通りの呼吸」をしているか確認。呼吸をしていなければ心臓マッサージと人工呼吸を実施します。
※「普段通りの呼吸」について、判断に自信がない時は「呼吸なし」と判断し、すぐに心臓マッサージを開始します。
次に心臓マッサージは、胸の真ん中の胸骨下半分に両手を重ねて5cm沈むほどの強さで、1分間に100回~120回のテンポで30回連続して圧迫します。人工呼吸は頭を後ろへのけぞらせあご先を拳上し、鼻をしっかりとつまみ口対口で約1秒吹き込みます。(人工呼吸に対して抵抗がある、できない場合は心臓マッサージのみを継続します)
その後、いったん口を離し、同じ要領でもう一度吹き込みます。2回吹き込んだらすぐに心臓マッサージ(30回圧迫)、人工呼吸(2回吹込み)を繰り返します。
(3)AEDが到着したら直ちに電源を入れ、音声の指示に従って下さい。

■AEDの設置がある町内公共施設
・中央公民館
・スポーツセンター
・保健福祉センター
・様似小学校
・様似中学校
・幼児センター
・アポイ岳ジオパークビジターセンター
・消防団詰所(幌満)
・消防団詰所(旭)
※ふれあいビーチ
※様似観光案内所
※ふれあいビーチは開設期間のみ設置。その他の期間は様似観光案内所に設置してあります。

様似消防では期間を問わず随時救急講習を受付けています。
30分程度の講習も受付けておりますので、お気軽に問い合わせください。

問い合わせ:日高東部消防組合様似支署
【電話】36-2028

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