■香港のマリーマウント小学校の児童が来町
6月30日(日)~7月4日(木)、香港のマリーマウント小学校の4年生から6年生の児童28名が、見学旅行の一環としてアポイ岳ジオパークを訪れました。アポイ岳ジオパークでは4泊5日の日程で、いちごの選果場の見学やエンルム岬海岸でのビーチコーミング(漂着物拾い)、様似小学校の児童との交流、アイヌ民族の踊りの体験、かんらん岩を使った石みがき、星空観察、五合目までのアポイ岳登山などを行いました。香港の児童たちは、様似町の豊かな自然や伝統文化に触れるとともに、町民との交流を深めました。
アイヌ文化体験では、様似町民族文化保存会より「シカタ クイクイ(東風の舞)」や「チャピヤ(アマツバメの舞)」など、アイヌの古式舞踊が披露されました。香港の児童たちはアイヌ文様が印刷された法被を着て、お手本に合わせていっしょに舞踊を楽しみました。
様似小学校児童との交流では、香港の児童が一部日本語を交えたミュージカルを披露し、様似小学校の児童たちは大きな歓声で応えました。続いて、様似小学校の児童がよさこいソーランを披露し、その息の合った踊りと迫力ある音楽で会場は一層盛り上がりました。
昼食はグループに分かれてスクールランチを共にし、言葉の壁をスマホの翻訳アプリで乗り越えながら、楽しく交流しました。
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