せたな町総合防災訓練を実施

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7月12日(水)、せたな町全域を対象に地震・津波などの自然災害被害を想定した、総合防災訓練が実施されました。北海道南西沖地震による被災から今年で30年目を迎えることから、災害を風化させず、後に語り継ぐものとして実施されたもので、2回目の町内一斉訓練となりました。
今回は、訓練を通して関係機関・団体相互の連絡体制を確立するとともに、町内会・自主防災組織による自主避難及び防災体制の構築を図ることを目的として行われました。
当日は、午前10時17分に北海道南西沖を震源とする巨大地震が発生したという想定で訓練がスタート。せたな町の住民693名が参加して避難訓練が行われました。
この避難訓練にあわせ、警察や消防といった関係機関も参加し、函館バスや特別養護老人ホームきたひやま荘の協力により、要配慮者利用施設から避難場所へ入所者を搬送する訓練も実施することができました。ほかにも防災無線や電話などを使った情報伝達訓練も行われました。
また、避難訓練終了後には、火災消火訓練が開催されるなど、町内会の皆さんに積極的に参加していただきました。
8月24日(木)には、瀬棚港で海上保安署や日本水難救済会などの関係機関が参加して瀬棚港総合防災訓練が行われます。

問い合わせ先：函館地方気象台
【電話】0138-46-2211