2月は、1年を通じて最も気温が低くなり、冬型の気圧配置や低気圧の影響で風も強い時期となります。
体感温度は気温だけでなく、風速や湿度、日射量、性別、年齢など様々な要因が影響しますが、特に影響が大きいのは風速です。人間の肌感覚として気温が高い時は風があっても体感温度はあまり下がりませんが気温が低く風があると体感温度は急激に下がります。
たとえば、普段の生活でここまで気温が下がることはありませんが、気温が-15℃で無風の場合、体感温度は気温とほぼ同じですが、同じ気温でも風速が13メートルの場合は体感温度が約-28℃となり、雪が降って体が濡れるとさらに低くなるので体温の低下を招くことになります。また、露出した皮膚は10~30分程度で凍りつくと言われています。
天気予報や気象台の情報を利用して、実際の気温や体感温度などを考慮して、服装の調節や、体調等の管理にも気を付けた生活を送ってください。
問い合わせ先:函館地方気象台
【電話】0138-46-2211
<この記事についてアンケートにご協力ください。>