大雨や気温の上昇により積雪が解ける現象を「融雪(ゆうせつ)」といいます。標高の高い地域を中心に雪の残る時期に雨が降ると、少ない雨でも雪解け水が加わるため低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水やなだれが発生します。
このような場合、気象台では融雪注意報を発表します。また、同時に大雨が予想されるとき、重大な災害に発展することがありますので注意・警戒が必要です。
また、雪解けが進むと積雪が滑り落ちやすくなります。なだれや屋根からの落雪にも注意が必要です。被害を未然に防ぐために防災気象情報の確認と、災害への備えとして土砂災害や浸水害、洪水害の危険性が認められる場所を、ハザードマップ等で確認しておきましょう。
問い合わせ先:函館地方気象台
【電話】0138-46-2211
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