みなさんから寄せられるご意見や、お便りをご紹介します。
◆ニセコふぁん通信 vol.76
町民による町民のためのコーナー
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今月のレポーターは「芸林みつさん」です。第63回北海道人形劇フェスティバルinニセコ実行委員長。あそぶっく人形劇団としても活動中。
◇「第63回 北海道人形劇フェスティバルinニセコ」を終えて
みなさんのご支援とご協力に心からお礼申し上げます
去る九月三十日、十月一日の二日間にわたり、六十三年間続いてきた「北海道人形劇フェスティバル」をニセコ町民センターで開催することができました。
あそぶっく人形劇団を中心とする実行委員会が開催準備を始めたのは、昨年五月のことでした。私たちは日頃、小学校や幼児センター、あそぶっく祭り、あそぶっくクリスマス会などで人形劇を上演してまいりましたが、もっと多くの子どもたちに、たくさんの人形劇を観てほしいとの思いで、開催準備活動が始まりました。
多くの子どもたちに観てもらうために入場料を無料にしたいと思い、ニセコ町への補助金申請や、地元のみなさまに協賛金のお願いを差し上げることにしました。幸いなことにニセコ町には、子どものことを考えてくれる人たちがたくさんいらして、私たちの不躾(ぶしつけ)なお願いにもかかわらず快く応援していただきました。個人での献金も多数寄せられて、実行委員一同たいへん感激いたしました。
今回、上演してくれた劇団数は十九団体で、演目は合わせて二十七。二日間の入場者延べ人数は五百九十五人にもなりました。
出し物が多かったため、二つの部屋で同時上演せざるを得ませんでしたが、アンケート回答には「全部、観たかったのに残念だった」との記述が複数ありました。各劇団からは、素直に反応し楽しんでいる子どもたちを見て、「ニセコの子どもたちはかわいい」との言葉もいただき、「ニセコで開催できてよかった」と喜ばれました。
私たちには「大仕事」だった人形劇フェスティバルを成功裏に終えたいま、ニセコ町や地域の人たちのご理解と応援がなくてはできないことだったと、改めて強く思います。実行委員一同、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。心からのお礼を申し上げます。
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