SDGsについて解説していく本コーナー。SDGsの掲げる17の目標のうち、16番目は「平和と公正をすべての人に」です。
世界では、今この瞬間もどこかで紛争や戦争などの争いごとが起きています。紛争地域では世界中の子どもの4人に1人が暮らしております。たくさんの人が争いごとや暴力、迫害で命を奪われたり、家族を失ったりするなど、辛く悲しい思いをしています。それによって家や財産をなくし、住む場所を追われる人も少なくありません。
世界の平和のために、まずは「今どんなことが世界で起きているのか」を知ることがとても大切です。貧しい子どもたちにとって、最大の脅威は差別です。テレビやニュースで見かけたら調べてみたり、少額の募金からできる支援活動もあります。争いのない世界を目指してお父さんやお母さん、学校の友だちや先生と話したりしてみるのもよいでしょう。あらゆる争いごとをなくして、平和を実現すること。そのためにも法律などの公正な制度を誰もが利用できることが大切になってきます。
「平和と公正をすべての人に」がSDGsに必要となる現状について知識を深めてみましょう。
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