今年5月から記念館で集落支援員として、また学芸員としてお仕事をさせていただいております河野紫杏(こうのしあん)と申します。出身は旭川で、大学進学を機に移り住みました。大学ではグラフィックデザインについて学び、小冊子やポスターなど紙媒体の広報物の制作に力を入れていました。また、札幌市内の芸術祭のボランティアスタッフや、アートコミュニケーターといった人とアートをつなぐことができる活動にも興味があり参加していました。
以前からニセコ町や有島記念館には何度か足を運んでいました。館の周辺から見える羊蹄山やアンヌプリは幼少期に地元で見てきた大雪山系とは違う魅力があり、とても惹かれました。今となっては天気がいい日に通勤中や館内のカフェスペースから見える景色がお気に入りです。
学芸員は中学生の時からやりたいと思っていたお仕事ですので、これから有島記念館で経験できることにとてもわくわくしています。有島記念館では有島武郎関連の資料だけではなく、ニセコ町の歴史についてや、鉄道関連の資料、藤倉英幸さんの作品も数多く収蔵しています。仕事をする中で有島記念館のこと、そしてニセコ町のことについて町民のみなさんと一緒に学び、成長していきたいと思っています。
集落支援員として、そして学芸員として、人とアートをつなげる活動をしてきた経験を生かしながらニセコ町の皆さんのお役に立てるように頑張りますので何卒よろしくお願いいたします。
有島記念館では、「広報かりぶと」、古い町内の写真、パンフレットなどを集めています!
問い合わせ:有島記念館
【電話】0136-44-3245
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