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自治体の皆さまへ

[特集]地域おこし協力隊、こんなことやってます!(4)

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北海道ニセコ町

◆協力隊の活動を支援しています!
町では、令和元年度(2019年度)から、地域おこし協力隊の活動支援を外部に委託しています。活動支援を受託しているお二人に話を聞きました。

◇協力隊のうちに経験を積み重ねてほしい
・奥田 啓太さん
(合同会社ニセコベースキャンプ代表社員)
協力隊の日常的な生活や配属先業務について相談にのったり、自立に向けて協力隊と定期的に面談をしています。自分が協力隊だったときは、このような仕組みがなかったので、上手く活用して欲しいと思います。
活動支援では、卒業後のイメージを重要視しています。特にお金の面は助言してくれる人が少ないので、卒業後の収支についてはシビアに聞きます。
やりたいことが明確な人の方が相談にはのりやすいですが、活動のなかでやりたいことをみつけていく人もいます。そのような人には、実際にいろいろ活動して経験を積み重ねてほしいと思っています。
協力隊は「何かを変えたい」との思いが強い人も多いので、町のニーズとうまく合致すると大きな力になると思います。

◇ニセコ町を選んできてくれた彼らを応援したい
・佐竹 三郎さん
(たすくサポートラボ)
隊員がやりたいことと配属先が隊員に望むことは必ずしも一致するとは限りませんので、面談を通じて双方の意見を聞き、お互いにとって利につながる助言や情報提供ができるよう心がけています。
綺羅街道の植栽などニセコ町の行事や活動は、今や協力隊のサポートなしには成り立たないものも多くなっていると感じます。町民のみなさんには、町のために活動している協力隊を見かけたら、感謝やねぎらいの言葉をかけて、コミュニケーションをとってもらえるとうれしく思います。
将来の夢を追い求めてやってくる隊員も多い中で、現実は思い通りにいかないことも多いかもしれません。しかし、ニセコ町を選んできてくれた彼らのことを、みなさんが応援する気持ちで接してもらえたらありがたいです。

さまざまな思いを持ってやってくる協力隊は、地域に多様性をもたらしてくれる存在です。新しい文化、考え方が入ることで、新しい価値が生まれます。当然そこには価値観の違いもあり、摩擦が起こることもあります。しかし、そうした摩擦を乗り越え交流し、受け入れることで、さらに魅力的なまちになっていくのではないでしょうか。

◆2023年度後期 協力隊募集中!
募集人数:8人程度
配属先:ニセコビュープラザ直売会、商工観光課、スクールサポート、公営塾サポート、高校改革・魅力化サポート、高校寮運営サポート、幼児センター、ニセコこども館、こども未来課、スポーツ振興、ニセコ福祉会、(株)ニセコまち、林業サポート、ニセコワイナリー。活動提案枠、配属調整枠あり。
募集締切:8月7日(月)必着 ※ニセコ町民は応募できません
居住地要件:過疎地域(条件不利地域)等に生活拠点を置かない人

問い合わせ:企画環境課自治創生係(担当 島﨑)
※本紙P7二次元コード参照

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