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自治体の皆さまへ

ニセコ町地域おこし協力隊 となりの協力隊24. ~隊員から、日々の活動を報告!~

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北海道ニセコ町

私たち協力隊員の活動や人となりを町民のみなさんに知っていただくために毎月情報を発信していきます!

◆GRADUATION 卒隊特集
令和5年9月末で任期満了となる2人の隊員の挨拶を掲載します。

◇“NISEKO GLOVE”を広めていきます
・鎌田 諭(秋田県出身)
配属先/町民学習課
22年8月に「ニセコグローブ製作所」を創業し、エゾシカ革を活用した「スキー・スノーボード用グローブ」の製作・販売事業を始めました。1年間の試作活動を経て、23年8月よりブランド名”NISEKO GLOVE”として販売を開始。卒隊後も本事業を中心にニセコ町で活動してまいります。
3年間の協力隊任期では、町民学習課スポーツ係として地域のスポーツ振興に関わらせていただきました。特に、町内の児童生徒と共に、スキーや登山など、ニセコ町の自然やアクティビティを体験できたことは、かけがえのない経験となりました。今後は民間事業者としての活動になりますが、引き続き地域のみなさまとの関わり合いを通じて、”NISEKO GLOVE”を地域ブランドとして育てていければと考えています。では、今後も変わらずよろしくお願いします!

◇できることをコツコツと
・加藤 亮介(白老町出身)
配属先/農政課
2020年のコロナ禍真っ只中の着任時は4歳だった息子が今年、近藤小学校に入学しました。協力隊として一緒に着任した妻も今は幼児センターで保育士として働いています。ニセコ町にご縁をいただき、たくさんのみなさまのおかげで今日まで来ました。
私は来年からの農園の本格稼働に向けて、農場の整備や販路開拓と準備を進めています。また、モノやサービスの流通を自ら起こし、経済をシェアできるECプラットフォームを創る事業も始めました。多種多様な業種・業態の日本全国1万社の事業者仲間とともに、地域の事業者のみなさまの課題を解決し、ニセコの「相互扶助」にも通じる、「五方よし」な流通経済を生み出す事業です。農園事業とEC事業の2本柱で、ニセコの地域おこしに貢献できるよう、一町民として努めてまいります。今後とも家族共々よろしくお願いします。

◆自立への歩み
・3年目 新井 直人(埼玉県出身)
配属先/農政課林業サポート

◇ニセコの豊かな森と関わる
ニセコ町の森に携わり、3年目になります。町有地の森林整備も続けており、町内のみなさまにぜひ散策していただきたい場所になっています。現在は森林整備のほか、薪生産もしています。
我々が行っている小規模林業は、薪生産と相性が良く、地域の人たちからも必要とされているので、これからも続けていければと思っています。
今後も森づくりや薪生産を続けていきながら、横乗り文化が根付いているニセコらしい新たな材の活用方法として、スケートボードや雪板の素材生産にも関わっていきたいと考えています。
豊かな自然を満喫しながら、今後も豊かな森づくりを担う一員になれたらと思っています。森林整備させていただける山も常時探していますので、お心当たりのある人はお声がけください。

◆全体活動レポート(Activity Report)7月実施
◇イベント支援
・発酵祭サポート
ニセコ発酵ツーリズム推進協議会主催の第二回発酵祭が7月1日に髙橋牧場を会場に開催されました。羊蹄山が雲に隠れる曇天でしたが、広場には続々と発酵家たちが集い、ニセコを代表するチーズや飲むヨーグルト、ビール、日本酒、ジン、トマトジュース、限定発売の甘酒スムージーを販売。発表会では、発酵についての実演を取り入れ興味深い内容で、来年の開催も今から楽しみです!
(伊藤 里佐)

・チームビルディング
7月19日(水)に協力隊のチームビルディングが行われました。
午前にラフティング体験、午後に北海道ライオンアドベンチャー代表取締役の下田伸一さんによる講話が行われ、一日を通して隊員同士の親睦がより深まったと感じます。
特に下田さんの講話は、協力隊としての生活をより有意義にするにはどうすれば良いか考えさせられる内容で、印象的でした。今後の生活に生かしていきたいと思います。
(宮前 亜郷)

・ニセコ町の将来を考えるワークショップ〜第6次ニセコ町総合計画策定に向けて
7月13日に、ニセコ町の将来を考えるワークショップに参加しました。協力隊からは6人が参加。2035年、ニセコ町がどんな町であったらいいか、をテーマに6つのグループに分かれ、「変えた方がいいもの」「変えない方がいいもの」について話し合い、最後に各グループで話し合ったことを発表し、共有しました。12年後のニセコ町が今回話し合ったことが反映される未来であってほしいと思います。
(伊丹 貴子)

◆ニセコのサステナブルスポットみ~つけた!
今回は、北海道の自然素材を組み合わせたコスメを提案する美容ブランドで、カフェを併設している『ICOR NISEKO』(イコ ニセコ)を紹介します。
こちらのお店では、商品パッケージの簡素化や、紙製のバタフライカップ、捨てられるはずだったコーヒーの殻でつくられたハスキーカップ、わらのストローを採用するなどの脱プラスチックをはじめ、生ゴミを畑の栄養として再利用するゴミ削減や、地産地消に取り組んでいます。飲食店なのに生ゴミを出さないのって難しいことですよね。
このようなサステナブルな取り組みが、ニセコだけにとどまらず、地球の未来のためになるのですね。
(工藤 実紗)

◆お知らせ
◇9月24日(日)NISEKO WOOD PARKの開催!
今年は9月24日(日)ニセコアンヌプリスキー場で開催します!
森や木を中心に子どもから大人まで楽しめるイベントです。
詳細が決まりましたら、協力隊のFacebookやInstagramでもご紹介させていただく予定です。ぜひお越しください!

▼編集担当
3年目:鎌田 諭、鈴木 健
2年目:工藤 実紗
1年目:伊丹 貴子、宮前 亜郷

▼協力隊の活動内容を紹介しています
▽ラジオニセコ「Kira 綺羅 Niseko」内「協力隊の、ニセコが好きだから~」
(毎週月曜 午後3時20分~50分)

▽9月の出演予定者
・9/4 中村尚輝・工藤実紗
・9/11 伊丹貴子・須藤梨江
・9/18 伊藤里佐・重野友紀
・9/25 出口絵美・宮前亜郷

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