◆今月のテーマ「来たれ!リーガル女子!」
先日、「来たれ!!リーガル女子!」という主に女子中高生向けのイベントに参加しました。このイベントは、裁判官、検察官、弁護士など、女性の法曹(リーガル女子)を増やそうという取り組みとして、定期的に各地の弁護士会が中心となって開催しています。
このイベントでは、女性の裁判官、検察官、弁護士の仕事の内容やプライベートの過ごし方などについてパネルディスカッションをしたり、グループに分かれて中高生のみなさんとの意見交換がなされました。
現在、女性法曹の割合は、裁判官や検察官では30%前後、弁護士はそれよりも少なく、札幌ではたった15%程度にとどまります。弁護士の女性割合が少ない理由はよくわかりませんが、自営業である弁護士に比べて、裁判官や検察官といった公務員の方が産前産後や育児期間中の休暇制度が充実しているというのも理由の一つになっているのかもしれません。
そもそも、法学部や法科大学院の学生に占める女性の割合も少ないように感じます。フランスでは、法学部の70%くらいが女性であり、法学は女性の学問だと言われているそうです。フランスのように法学部の女性割合を増やす取り組みのひとつとして、今回のリーガル女子イベントの効果を期待したいです。
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