◆ニセコふぁん通信 vol.78
町民による町民のためのコーナー
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今月のレポーターは「徳保智子さん」です。ニセコ生まれのニセコ育ち。根っからのニセコ人がニセコを発信!
◇大人になっても図書係
今年6月、あそぶっく20周年記念の感謝祭が行われ、その中で私は、山本副町長と大人のための絵本の読み聞かせを行いました。
絵本もこのごろは、子どものためでなく、大人に向けての読み聞かせが人気なんですよ。いつかテレビで見たのは、昼間は本屋さん、夜はカウンターが出てきてスナックになり、本屋の店主がスナックのママさん。ほろ酔いのお客さんがママさんに絵本を読んでもらい、癒されて帰っていく。いいと思いませんか?私もここで仕事がしたい!と思いました。私は、飲みすぎて絵本も読めなくなりそうですが…。
私は、昨年から小樽の絵本・児童文学講座に通っています。保育士をしていてずーっと悩んでいたのは、何歳の子にどの本を読んであげたらいいのか?ということです。絵本だけでなく児童文学も入ってくるので、ファンタジーや冒険、心理学や哲学など今日の講座はなんにも分からなかったということもありますが、やはり作者がその本に託した想い、その本の奥深いものが分かると、本当に感動しますし、楽しくなります。
この講座はあと1年くらい続きます。この講座を知ったのは2年前、もう60歳になろうとしている私が、「2年半小樽まで通うことができるだろうか」と不安もありましたが、今は、楽しく通っています。そこで得た知識を今の職場で生かせないかと考えたときに、毎月各クラスで読む絵本を選書して渡すことを思いつきました。
私が直接各クラスに持っていくことで、子どもたちがどれだけ絵本を見ているかが、なんとなく分かるようになってきました。いつまでできるか分かりませんが、人と絵本を取り持つ存在になれたらうれしいです。
問い合わせ:企画環境課広報広聴係
【電話】44-2121【FAX】44-3500
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