◆「何でも買い取ります」「海外支援のため」本当ですか?
購入業者が自宅に来て物品を買い取る「訪問購入」に関する相談が、全国の相談窓口に多く寄せられています。「何でも買い取る」と言われ、自宅の不用品を処分できるならと思い、来訪を了承したが、売るつもりがなかったアクセサリーも強引に買い取られてしまったという相談や、突然来訪した事業者に「売らなくてもいいから見るだけ見てあげる」「不用品を海外に送り支援する」などとしつこく言われ、自宅に上がられてしまい、断って帰ってもらうのに大変な思いをした、などの相談があります。
訪問購入のトラブルに遭わないためには、次の6つのことに注意しましょう。
1.訪問購入事業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。
2.突然訪問してきた購入事業者は家に入れないようにしましょう。
3.事前に購入事業者の名称、買い取ってもらう物品の対象を確認しましょう。
4.食器や古着を買い取ってもらうと訪問の承諾をしたのに、それ以外の貴金属の売却を迫られたらきっぱりと断りましょう。
5.購入事業者から交付された書面をしっかり確認し、契約内容がきちんと記載された書面の交付をしない事業者との契約はしないようにしましょう。
6.クーリング・オフ期間内は購入事業者に物品の引き渡しをせず、ゆっくり考えることも検討しましょう。
もし、トラブルに巻き込まれてしまった場合はすぐに相談窓口、役場などにご相談ください。
問い合わせ:ようてい地域消費生活相談窓口
【電話】0136-44-1600(担当=池田)
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