●ニセコ町議会 議長 青羽 雄士
あけましておめでとうございます。
町民のみなさまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
平素は本町の町政運営並びに議会運営に対しまして、深いご理解と格別なご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
観光業では、ニセコ地域への海外投資が増える傾向にあり、また、外国人観光客の来訪も堅調で、地域経済に好循環が生まれることが期待されます。加えて、住居の整備や民間集合住宅の建設も進み、本町においては人口が維持されている状況にあります。
新幹線の札幌市までの延伸工事が進み、倶知安・蘭越間の自動車道路は、国による計画段階調査が行われています。本町の喫緊の課題である公共交通施策を、将来にわたって町民生活の向上と、観光業の発展をしっかりと支えることができる交通体系を構築する必要があります。
こうした中、住んでよかったと思えるまちづくりを進めるためには、議員に課せられた職責を改めて見つめ直し、真に必要な施策の優先順位をより議論を交わすことによって導き出し、新型コロナウイルス感染症の収束後の課題解決に向け、議員一丸となり力を結集してまいります。さらに、これまで以上に、町民のみなさまの多種多様な多くの意見を町政に適切に反映させることができますように、議員一人ひとりが研さんに努め、資質の向上を図ることはもとより、町民のみなさまに寄り添ったより身近に感じる存在である町議会を目指してまいります。
結びに、本年がみなさまにとりまして、幸多き一年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。
●ニセコ町農業委員会 会長 荒木 隆志
あけましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げますと共に、日ごろより農業委員会活動に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルスが発生してから4年が経過し、私たちの生活も少しずつですが、以前の生活環境を取り戻しつつあります。しかしながら、世界的な混乱は未だに収まらず不安定な状況が続いています。
私たちの日常も、高温の毎日や突発的豪雨など、あまり経験のない気候への対応や、食料品や資材、燃料等の高騰など、日々の生活への不安が払拭できない状況が続いています。
この不安定な情勢を乗り切るため、農畜産物の価格安定、収量の確保、安定的な供給、消費の拡大に向け、一層の創意工夫が必要となると考えています。
農地の基盤整備やスマート農業機械の導入による農作業の効率化、作業負担の軽減や、緑肥や堆肥の活用による化学肥料だけに頼らない土づくりの推進など「足腰の強い農業の実現」を図るための施策が鋭意進められています。
農業委員会としましては、優良な農地の保全と適正な利用の促進により、これらの施策の後押しとなりますよう、委員一丸となり、一層努めてまいります。
本年も農業委員会の活動にご理解とご協力をお願いするとともに、町民みなさまの健やかな暮らしと五穀豊穣(じょう)の秋を迎えられるよう、心よりご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。
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