◆風通しの良いまちに
以前、「公共施設は誰のもの」とのコラムで「公共施設は、町民みなさんのもの」と書きました。一般的に行政機関は、設置者として「管理責任を最小化」するために使用範囲を限定しようとしたがるものです。しかし、公共施設の多くは、町民みなさんや来訪者が利活用するために造られているものです。町民の財産として有効活用が図られるよう知恵を出す必要があります。行政機関が保有する「情報」も同じことが言えます。ニセコ町情報公開条例は、「町が保有する情報は、主権者たる町民のもの」との前提で制度設計がされており、みなさまがまちづくりに活用しやすいよう「文書管理システム」を導入しています。常にオープンなニセコ町であり続けたいと思っています。
ニセコ町長 片山 健也
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