◆タイミーを活用中!
ニセコ町では、これまでに事業所向け説明会を開催し、タイミーの活用を進めてきました。こうした取り組みもあって、観光業や農業、小売店といった業種の事業所が活用を始め、町内の登録事業所数は増加しています。
夏が近づき、これから繁忙期を迎える農業。ニセコ町で採れた、安心安全で新鮮な野菜を販売しているニセコビュープラザ直売会でも、今年の4月から活用をスタートしました。また、農家さんのタイミー活用者も増加中。実際に活用しているみなさんの声をお届けします。
◇使い方を知って活用を決断
ニセコビュープラザ直売会
・奥芝 利弘さん(店長)
・今北 早織さん(主任)
役場で実施された事業所向け説明会を聞いて、実施の検討を始めました。今まで、フルタイムやパートタイムで求人の募集をしたことはありましたが、スキマバイトというイメージがつかず、また、タイミーがどういったものなのかも分からなかったので、活用には少し迷いがありました。役場での2度目の説明会で、実際に活用されている事業所の話を直接聞く機会がありました。どのように活用しているのかを知ったことで、直売会でも活用できるかもしれないと思い、活用を始めました。
事業所として初めて登録するときには、株式会社タイミーの担当者と電話でやり取りしながら、掲載方法を親切に教えてもらいました。一度掲載方法を知ることで、働く日時や時間を変えるだけで簡単に求人を出せますし、一般的な採用と違って、履歴書の確認などがないことも便利です。どういった人が来るかと不安に思うこともありますが、ワーカーさんの評価を確認できる機能をうまく利用しています。特に、キャンセル率はマッチングする上で参考にしています。
また、タイミーにはワーカーさんのお気に入り機能があるので、一度働きに来たことがある人だけに募集を出すこともできます。リピーターは、仕事の感覚を理解してくれるし、教える時間のロスがないという部分でメリットがあります。
時期や時間帯によっては、特に人手が必要になることがあります。ワーカーさんがいることで、ほかの作業にも手が回るようになるので、働きに来てくれる人がいると助かります。これからも積極的な活用を考えています。
◇気負いしないで働いて人との交流も楽しんでほしい
・松田 佑樹さん(農家・字曽我)
昨年の夏、知り合いに紹介されたのをきっかけに、タイミーの活用を始めました。ワーカーさんは、年齢も住んでいるところもさまざま。リピートして来ている人もいますが、基本的にはみなさん初めて来る人たちなので、農作業経験がない人もいます。初めてでも気負いせず作業ができるよう、作業マニュアルを作るなどの工夫をしています。
今まで人手が必要なときには、知り合いにお願いしたり、自分で何とかしたりしていました。機械ではできない作業もありますし、雨が降る前に終わらせたい日やパートさんがお休みだけれどどうしても作業を進めたい日もあって、自分だけでやるには大変なことがたくさんあります。タイミーは、必要に応じてすぐに募集することができますし、合間の時間をうまく使って来てくれる人がいて、とても助かっています。
作業の合間にワーカーさんと話をしていると、いつも通り仕事をしているときには聞くことができない話も出てきて面白いです。そしてなにより、ワーカーさんが楽しそうに作業してくれていることがうれしいです。タイミーは年齢も関係なく気軽に始められるし、働きながら人と交流することもできます。家でなんとなく時間を過ごすよりも、スキマ時間を有効に使うことができて便利だと思います。
◇必要なときにスキマ時間を使って来てくれる とても助かります
・高田 知明さん(農家・字曽我)
昨年の秋からタイミーの活用を始めました。町内に住んでいる人も来てくれますが、「ニセコ」というネームバリューのおかげもあって、ニセコ町で働くことを経験しに来る人や観光がてら働きに来る人がいます。札幌市から来る人もいますし、年齢も10代から60代までさまざまで、中には親子で働きに来た人もいます。
朝早い農作業に来てくれることには驚きます。
常に同じ人が来るわけではないので、初めて来た人に作業を教えることは大変ですが、春の植え込みや秋の収穫など、人手が必要なときに来てくれるのは本当に助かります。タイミーを利用して来てくれた人が、専業で働きに来てくれることになったり、タイミーを利用せずに来てくれたこともあります。
まだまだタイミーの機能を使いこなせてはいませんが、使ってみると意外と便利だなという印象です。ワーカーさんはタイミーに詳しいので、使い方を教えてもらうこともあります。スキマ時間に働きに来てくれる人がいること、楽しいと言って働いてくれる人がいることがうれしいです。
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