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自治体の皆さまへ

健康づくりだより vol.110

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北海道ニセコ町

◆身体の内側から冷え対策を!
◇冷えの原因は?
(1)体温調整に関わる自律神経の低下
ストレスや睡眠不足、疲労により自律神経の働きが低下すると、体温調整がうまくできなくなります。
(2)皮膚の寒さを感じる神経の働きの低下
一定の室温に慣れ、温度変化に弱くなっている人や、きつい下着や靴下による締めつけにより、血流が悪くなると冷えの原因になります。
(3)筋肉量が少ない
筋肉は身体の中で熱を生み出す重要な役割を担っています。筋肉量の少ない女性や運動不足の人は冷えやすい人が多いです。
そのほか、低血圧や貧血により全身の血のめぐりが悪い場合、冷えにつながることがあります。

◇身体をあたためる食材
・冬が旬の根菜類、寒い地域で取れるもの(ニンジン、レンコン、ゴボウ、カボチャ、ホウレンソウなど)
・発酵食品(味噌、納豆など)
・肉、魚などのタンパク質
・ネギ、ショウガ、ニンニク、トウガラシなどの香味を使った料理
冷たい食べ物や飲み物は身体を冷やすため控えましょう。また、朝食を摂ることで1日の体温リズムが上昇するため、3食バランスよく食べることも大切です。

◇冷えを防ぐ生活習慣
(運動)
適度な運動は血流をよくし、冷えを改善する効果があります。テレビを見ながらつま先立ちやストレッチをする、通勤や買い物時にウォーキングを兼ねていつもより長く歩くなど、日常の中に身体を動かす機会を作れるとよいですね。
(入浴)
入浴は、全身の血のめぐりをよくしてくれます。身体の芯まで温まるためには、38〜40度くらいのややぬるめのお湯につかると効果的です。
(衣類)
・マフラーやスカーフで首をあたためる
・身体を締め付けるものを避ける
・下半身を冷やさないよう重ね着をしたりひざ掛けを使う
・足先まできちんと覆う
冷え対策は、肩こりや腰痛予防にもなります。食事や生活習慣を工夫し、身体を内側からあたためて寒い冬を乗り越えましょう。

問い合わせ:保健福祉課健康づくり係
【電話】0136-44-2121

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