文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちづくり懇談会を開催しました(2)

4/33

北海道ニセコ町

◆交通
◇参加者から
・冬期間のみ町民無料で周遊バスを運行しているが、これを通年化してデマンドバスにも適用した方がいいのではないか。デマンドバスは、町外の人が非常に多く利用していて、町民が乗車できないという実情が際立っていると思う。

◇町から
デマンドバスは、冬期間になると予約が取れないという声もいただいているので、解決方法を考えたい。周遊バスの運転手の確保ができれば、通年での運行を検討している。
デマンドバスは200円で運行している。周遊バスの運賃を100円にすることで乗車しやすくし、観光利用には周遊バスを活用してもらいたいと思っている。

◇参加者から
・タクシーGOの運営状況はどうなっているか。雪道も安全に走行できているのか。

◇町から
利用者は多く、昨年は1日に180〜300台の配車があった。雪道走行については、講習を実施している。今年は計20台、45人の運転手が来ている。タクシーGOの運行で、少しでも冬の交通緩和につながればと思う。

◆福祉
◇参加者から
・後期高齢者が増加しているという状況で、ニセコハイツなどの介護施設の定員が満杯だ。将来的に利用する人が増えていくと思うが、介護施設を増床するという具体的な検討や計画はあるのか。

◇町から
高齢者の推計や計画検討などは、後志広域連合に入っている16町村で施設の全体調整をしている。
現状では、後志全体として高齢者は減少していく予測もあり、将来的に入居希望者が増え、施設が足りなくなるという状況にはならないとシミュレーションしている。

◆ニセコ高校
◇参加者から
・ニセコ高校の定員を70人に増やすとのことだが、少子化の時代に定員を増やして大丈夫なのか。また、全日制へ転換することで、これまでの農業と観光の学習ができるという特色が薄れてしまうのではないか。

◇教育委員会から
ニセコ町の特色ある環境をフィールドとし、地域と密接に関わるような取り組みから、地元はもとより全道・全国からの出願が増加傾向にある。そのため、将来的に定員70人とすることで、教員数が増え、進学にも対応できるようになる。総合学科へ転換することで、農業や観光も含め、さまざまな分野を学習できるようにしていきたい。

◆教育
◇参加者から
・子どもに配布されているクロームブックについて、親もアプリの規制ができるようにしてほしい。

◇教育委員会から
児童生徒に貸与しているクロームブックで、Youtubeなどのアプリ利用可否を個別に設定することはできない。学校において、児童生徒に対し家庭でのルールも含め、端末利用のルールを守るよう指導していく。

◇参加者から
・部活動の遠征に行くときのバスや指導者を充実してほしい。

◇教育委員会から
スポーツ活動などの移動手段の充実について、少年団や部活動などに参加している児童生徒の保護者から話を聞き、実態を把握する。その後、課題や要望などを整理し、具体的な方策について検討していく。

◆スポーツ
◇参加者から
・町民運動会やソフトボール大会などに出場したい女性が多くいる。男女平等という視点で女性の人数制限をやめてほしい。

◇教育委員会から
ソフトボール大会は年代別の規制はあるが、女性の参加人数制限はない。人数制限のあった9人制バレーボール大会では、今年度から制限を撤廃している。
町民運動会は競技ごとの人数制限があるが、男女同数が基本で女性がいない場合は、男性でも良いとしている。むかで競争のみ体力差を考慮し、性別による人数設定(男性10人、女性5人)を行っているが、来年度の監督者会議などで検討する。

◇参加者から
・プールの設備を整えてほしい。通年化は可能なのか。

◇町から
プールについては長年の懸案事項である。地熱などの再生可能エネルギーの確保のめどがつけば計画に入りたいと考えている。引き続き、エネルギーの確保調査を行っていく。

問い合わせ:企画環境課広報広聴係
【電話】0136-44-2121

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU