11月5日は「世界津波の日」です。1854(安政元)年11月5日に起きた大津波の際、稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火をつけて、津波が来ることを知らせ人々の命を救った逸話があり、津波に対する理解と関心を高めるために、日本ではこの日を「津波防災の日」と定め、その後、2015年の国連総会で「世界津波の日」に制定されました。
この機会に「津波防災」への知識を深め、意識を高めましょう。
津波による災害の発生が予想される場合には、地震発生後、約3分で大津波警報、津波警報、津波注意報が発表されます。
■津波から命を守るために、以下の3点のことにご留意ください。
(1)海の近くでは、強い揺れや長い時間ゆっくりとした揺れは巨大津波来襲のサインです。津波警報などを待つことなく、ただちに「より高いところ」を目指して津波から逃げましょう。
(2)揺れを感じていなくても、津波警報を見たり聞いたりしたら、急いで逃げてください。
(3)津波は繰り返し襲ってきて、あとから来る津波の方が高くなることがあります。避難後は最新の情報を確認し、津波警報が出ている間は避難を続けてください。
※津波警報が解除されても、避難指示は解除されていないかもしれません。自治体からの避難指示の状況も併せて確認しましょう。
気象庁HP 津波から身を守るために:
【URL】https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/tsunami_bosai/index.html
※詳しくは本紙をご確認ください。
問合せ:函館地方気象台
【電話】0138-46-2214
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