「局地的大雨」は、強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した積乱雲の下で起こります。短い時間でも強い雨が降ると、河川や水路などでの短時間増水、そのほかの急激な状況変化によって重大な事故を引き起こすことがあります。「真っ黒な雲が近づいてきた」、「雷の音が聞こえた」、「急に冷たい風が吹いてきた」といった変化を感じたら、積乱雲が近づいているサインです。速やかに危険な場所(川や低い場所)から離れ、気象庁ホームページなどで最新の気象情報や「雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)」をこまめに確認し、安全な場所で積乱雲が過ぎ去るのを待ちましょう。
また、発達した積乱雲の下では、雷や竜巻の発生による被害の恐れもありますので、積乱雲が近づいてきたら身の安全の確保に努めましょう。
・晴れていても、上流に降った雨で急に増水することがあります。
・落雷の危険が高くなります。
・竜巻が発生することがあります。
■〔気象庁HP〕雨雲の動き
(高解像度降水、雷、竜巻発生確度ナウキャスト)
【URL】https://www.jma.go.jp/bosai/nowc/
■〔気象庁HP〕雨雲の動き(軽量版)
【URL】https://www.jma.go.jp/bosai/rain/
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