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元気にな~れ(424)

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北海道上ノ国町

■子宮頸がんについて~私たちにできること~
今月は 保健師 菊地 実生です

○子宮頸がんとは?
日本では毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の方が亡くなっています。
また、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。患者さんは20歳から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。

○子宮頸がんにかかるのはなぜ?
子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。感染は、主に性的接触によって起こり、女性の多くが一生に一度は感染すると言われています。

◆子宮頸がん対策には、早期発見と予防が大事‼
○早期発見にはがん検診
下記のいずれかの方法を選んでご利用いただけます。(年度にいずれか1回のみとなります)

・個別検診(受診券の範囲内であれば無料)
20歳以上の女性を対象として毎年9月中旬に送付する『子宮がん検診受診券』を利用し、各自、委託医療機関にて検診を受けることができます。

・集団検診(無料)
令和6年1月21日(日)に健康づくりセンターにて実施予定です。
令和5年度の乳がん・子宮がん検診の日程はこの1日のみとなります。

◆予防にはHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)
子宮頸がん予防にはワクチン接種があります。ところが、日本では副反応と思われる症例の報告により、9年間国による個別案内が見合され、接種率はほぼゼロになりました。現在は再開され、少しずつ接種率も上昇しています。

○小学6年生から高校1年生に相当する女子
公費(無料)

○平成9年度~平成18年度生まれの女性
公費(無料)※令和7年3月まで

※今年度から、従来のHPVワクチン(2価・4価)よりもさらに予防効果の高いワクチン(9価)も公費で接種できるようになりました。ご希望の方は、保健福祉課までご連絡ください。

欧米では高い検診率とワクチン接種率のおかげで、過去のがんとなりつつあります。
日本もそうなるといいですね!

申込み・問合せ:保健福祉課 健康支援グループ 保健師 菊地
【電話】0139-55-4460

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