台風は7月から9月にかけて多く発生し、北海道には年に2個程度接近します。地上付近では、上空から見て反時計回りに強い風が吹き込むほか、台風は活発な雨雲を伴うため、広範囲に長時間にわたり大雨を降らせます。さらに台風から離れた場所でも、前線がある場合には暖かく湿った空気の影響で大雨になることがあります。大雨により低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水・氾濫が起きるおそれがあります。
このようにさまざまな災害をもたらす台風から命を守るため、以下のことにご留意ください。
(1)窓や雨戸はカギをかけ、必要に応じて補強しましょう。
風で飛ばされそうな物は固定したり、家の中に格納しましょう。
(2)ハザードマップでお住まいの地域で起こりやすい災害を把握するとともに、指定された避難所などへの避難経路を確認し、携帯電話が使用できない場合の連絡方法について家族で話し合っておきましょう。
(3)水や非常食、常備薬、懐中電灯、ラジオ、貴重品はすぐに持ち出せるようまとめておきましょう。
(4)テレビやラジオ、防災アプリ、気象庁のHPなどで最新の気象情報をチェックして台風にそなえましょう。
■渡島・檜山地方の大雨・台風情報
※本紙掲載のQRコードからご確認ください。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>