新年のご挨拶

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■議会
上ノ国町議会　議長　京谷　作右衛門(きょうや　さくうえいもん)

新年あけましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、五月に新型コロナウイルスが五類感染症へと移行となり、三年余り続いていたコロナ禍もようやく峠を越えました。行動制限も解除され、久々に遠方から帰省されたご家族と共に年越しを過ごされた方々も多かったことと思います。
世界に目を向けますと、ロシアのウクライナ軍事侵攻は未だ収束せず、中東ではイスラエル・ハマス紛争が激化し、国際秩序の揺らぎに危機感を持つとともに、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて実感する一年でありました。
当町においては、老朽化が進んでいた公営住宅中崎団地の建替工事が始まり、また災害により二年以上通行止めとなっていた町道扇石木ノ子線が復旧工事の完了により全面開通されました。今年は、長年の懸案となっていた上ノ国消防庁舎の建替工事が始まります。消防力の整備向上により、大災害に備えた防災・減災機能の強化が図られるものと期待しております。
本町議会は、昨年四月の改選により、新たな体制のもとで始動しました。信任いただきました九名の全議員が町民の皆様の負託と期待に応えるべく、議会の果たす役割、責任を十分に自覚し、全ての世代にとって魅力のあるまちづくりに取り組んで参りますので、皆様方のなお一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。私も五月の初議会で議員各位のご推挙をいただき、再度議長に就任したところですが、十月には檜山町村議会議長会会長に就任いたしました。改めて責任の重さを感じるとともに、町政の推進と公平で公正な議会運営のために努力して参る所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。
結びに、町民皆様が健康で幸多き一年となりますよう心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

令和六年　元旦