■外来診療体制・12月の診療予定
診療科、曜日によって担当医が変わります。ご確認ください。
診療日は予定であり変更になる場合もあります。
事前に病院にご確認の上、受診してください。
※診療受付時間
午前…8時00分〜11時30分(初診の方は、9時00分〜)
午後…1時00分〜2時30分
予約受付時間(定期患者のみ)午後1時00分〜午後4時00分
■冨居先生から「肩について その2」
皆さんこんにちは。整形外科の冨居です。
先月に引き続き、肩関節痛の原因となる疾患の中でも、頻度の多い腱板断裂と新しい人工肩関節置換術についてご説明します。
腱板断裂はレントゲン撮影では写りませんが、MRI(図2)を使うと患部がはっきりと確認できるので、確定診断にMRIは欠かせません。
保存療法は、五十肩の治療法と同様に鎮痛薬や肩関節への注射、運動療法を行います。症状が軽い患者様の場合、一時的に痛みがとれてその後の生活に大きな不自由がなければ、そのまま様子をみることができます。ただ、保存療法では断裂した腱板が修復されません。断裂した腱は徐々に退縮し、断裂が大きくなるといわれています。断裂が大きくなると上腕骨頭が上方化し、関節軟骨も損傷されるいわゆる変形性肩関節症となってしまう場合もあります。
手術療法は、断裂した腱板をつなぎ合わせる手術治療(腱板修復術)があり、当院では「関節鏡下手術」による腱板修復術を行っています。創が小さく術後の回復も早いなどメリットが多く、高齢者でも負担が少ない手術方法です。
断裂が大きく、関節軟骨にも損傷をきたしている患者様の場合は、人工関節をお勧めする場合もあります。
※「MRI(図2)」は本紙をご確認ください。
次月号へつづく
■看護職員等募集のお知らせ
正職員:看護師
パート職員:看護師、准看護師および看護助手
各種手当・有給休暇・院内保育所もあります。
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問合せ:道立江差病院
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