町では、任意予防接種である帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)の予防接種を希望する50歳以上の町民に対して、帯状疱疹の発症率を減らし重症化の予防をするため、予防接種の費用を全額助成しています。
※水痘(すいとう):水ぼうそうのこと
■帯状疱疹ワクチン(水痘ワクチン)の効果
過去に水ぼうそう・帯状疱疹にかかったことがある人は、体内に水痘ウイルスに対する抗体が作られますが、年齢とともに減少していくため、ワクチン接種を行うことで、抗体を増やし帯状疱疹を予防することができます。ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、発症した場合でも症状が軽くなることが分かっています。また、帯状疱疹後神経痛の予防効果も期待されています。
■助成の対象となる方接種日に町内に住所のある50歳以上の方
※助成を一度受けている方は対象外となります。
■助成の対象となるワクチンの種類
水痘ワクチン(生ワクチン)
※不活化ワクチンの水痘ワクチンもありますが、助成の対象にはなりません。
■助成する回数
1人1回まで
※ワクチンは5年で効果が薄れるため、5年に1回接種することが望ましいとされています。
5年後に再度接種する際には、自己負担となります。
■ワクチンの副反応
ワクチン接種による痛みや腫れなどの一般的な副反応以外に、接種後1~3週間後の発熱や、接種した人の3~5%に水ぼうそうに似た発疹がみられることがあります。
■接種にあたっての注意点
下記に該当する方は接種できません。接種前に必ずご確認ください。
(1)白血球、リンパ腫、骨髄やリンパ系に影響を与える病気をしている方
(2)副腎皮質ステロイド剤および免疫抑制剤などの治療を受けている方
※不明な方は事前に主治医にご確認ください。
■実施方法・申込先など
※新型コロナウイルスワクチン接種の前後2週間は帯状疱疹ワクチンなどのその他のワクチンを接種することはできません。接種間隔にはご注意ください。
※ほかの医療機関で接種を希望する場合は接種後に手続きが必要となります。下記までご相談ください。
問合せ:保健福祉課 健康支援グループ
【電話】0139-55-4460
<この記事についてアンケートにご協力ください。>