新年あけましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、元日に能登半島地震を襲った地震災害、その翌日には羽田空港で航空機衝突事故が発生し、不安に包まれた年の始まりでした。能登半島では多くの方々が被災し、今もなお復旧に向けた道のりが続いております。改めて被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、この災害の教訓をもとに、防災意識の向上と町民一人ひとりが安全を守る力を身につけ、地域全体で助け合える体制を整えることが重要です。
また、昨年の全国的なコメ不足は、食料の安定供給と農業の重要性を改めて私たちに問いかけるものでした。本町においても、持続可能な農業の推進や地元農産物の活用拡大への取り組みが必要です。昨年十月に発足した石破内閣は、地方創生を最重要課題としていますが、農業政策や漁業政策なども含めた地方活性化に関する取組みを期待するところであります。
本町議会は、議員の資質向上と議会の活性化を図るため、七月に全道議員研修会、十月には渡島檜山町村議会議員研修会へ出席し、研鑽に努めたところであります。また常任委員会では町政に反映させるために、八月に林業の担い手対策や林地残材の活用について知内町へ、十一月には文化財関連施設の管理と整備状況について函館市へ委員を派遣し、視察研修を実施しました。
我々議員一同はその責務を自覚し、議員としてより一層の資質向上に努めるとともに、議会の活性化に取り組みながら、本町の更なる発展に誠心誠意尽くして参る所存でございます。
本年も町民皆様のなお一層のご協力、ご指導を賜りますようお願い申し上げ、町民皆様の益々のご健勝とご多幸を心から祈念し、年頭のご挨拶といたします。
令和七年 元旦
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