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大腸がん検診を受けよう!(1)

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北海道上富良野町

【大腸がん検診から、がんが見つかっています】
大腸がんは、男性で前立腺がんの次に、女性で乳がんの次に多く、男女合わせると1番目に多いがんです。
大腸がんは、「便潜血検査」という簡単な検診を受けることで早期発見ができる疾患です。町で大腸がん検診を受けた人の率は低く、令和3年度は最も低い13.8%でした。
町内で大腸がん検診を受けた人のなかから、毎年大腸がんが発見されています。
平成25~令和4年の間に、町の大腸がん検診を受けてがんが発見された人は21人でした。
その状況を見てみると、早期で見つかった方が多く、内視鏡手術などの治療につながりました。

■全国のがん り患数(令和元年)
令和元年に新たにがんと診断された、り患数99万9,075人のうち、男女合わせると大腸がんが1番多くなります。


出典:国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」、厚生労働省「全国がん登録 罹患数・率 報告 2019」

■町の大腸がん検診受診率

■大腸がん検診でがん発見された町内の方の内訳

【大腸がん体験者に聞きました】
・Aさん 60代
大腸がん検診でがんを早期に発見できました

Aさんは、これまでも大腸がん検診を受けたことがありましたが、異常がありませんでした。
昨年受けた大腸がん検診の結果、精密検査が必要となりました。当初は「体調もいいし、そんなはずはない。検査は受けたくない」と話していましたが、早期にがんが見つかると治療ができると説明。Aさんは「精密検査を受けるのは怖いし嫌だけど、もしがんで放っておいたら進行してしまうのはもっと嫌だな…」と検査を受けることを決心。かかりつけの病院で大腸内視鏡検査を受けました。
検査の結果、早期のがんであることが分かりました。旭川の病院を紹介され、短時間で負担の少ない内視鏡手術でがんを切除しました。退院後の定期検査で追加の治療は必要ないと説明され、Aさんは「大腸がん検診を受け、頑張って内視鏡検査も受けて良かった」とお話ししていました。

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