掲載は概要です。
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◆活動状況と噴火予報事項
噴火予報(警戒レベル1、活火山であることに留意)に変更はありません。
◆噴煙などの表面現象の状況
62-2火口の噴煙は火口縁上600m以下、大正火口の噴気は200m以下、振子沢噴気孔群の噴気はおおむね100m以下で経過。
62-2火口では15日19時48分ごろから16日3時36分ごろにかけて、高感度の監視カメラによりごく微弱な発光現象を観測。これは、62-2火口内での高温のガス噴出や硫黄の燃焼などによるものと考えられ、2020年6月以降時折観測されています。
23日に道開発局の協力により実施した上空からの観測では、振子沢噴気孔群は7月4日の現地調査と同様に活発な噴気活動が続いていることを確認。
◆地震活動などの状況
火山性地震はやや少ない状態で経過。
◆地殻変動の状況
62-2火口の周辺と山麓の傾斜計では、今期間は62-2火口付近の地震増加や火山性微動発生と同期した特段の傾斜変動は観測されていません。
問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
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