◆大切な文化財を後世に引き継ぐため、皆さんのご理解とご協力をお願いします
文化財は、破壊されると2度と復元ができないため、現状保存に努めなければなりません。町にも先住民族の遺跡などの埋蔵文化財や明治30年に田中常次郎一行が上富良野にたどり着いた日に野宿した楡の木「憩いの楡」の跡地である史跡などがあります。郷土の歴史を知るうえでの手がかりとなる貴重な遺産です。
郷土館では、ご自宅で保存されているアイヌ関連資料を探しています。町におけるアイヌの人々との関わりを示す貴重な地域資料ですので、ご自宅の木彫りの熊などを一度ご確認いただき、保存や保管にご協力ください。「これかな?」と疑問に思う作品があれば、お問合せください。確認に伺います。
・東中の民家で保管されていた木彫りの熊。昭和初期に交流のあったアイヌの方が作った物で、足の裏には製作者の名前が刻まれています。
現在は郷土館に寄贈いただき、地域の歴史に関する貴重な資料として展示しています。
問合せ:郷土館(公民館)
【電話】45-3158
<この記事についてアンケートにご協力ください。>