◆ジオパーク全国大会下北大会が開催されました
毎年、全国から多くの人が集い、情報交換と交流を広げるジオパークの全国大会が、8月30日(金)~9月1日(日)の3日間、青森県むつ市を会場に開催されました。
超大型の台風10号の影響により、一部西日本からの参加者が大会をキャンセルせざるを得ない事態となりましたが、それでも700人を超える参加者が下北の地に集い議論を交わしました。十勝岳ジオパークからも、会長の角和美瑛町長、副会長の斉藤上富良野町長をはじめ、ジオガイド、専門部会、専門員、事務局など合計19人が大会に参加しました。
今回は参加した6人のジオガイド(小倉・國枝・森・大道・佐々木・大西)と中村専門員が、ポスター発表を行い、十勝岳ジオパークの活動を全国大会の場でプレゼンしました。全国各地から集まるジオパーク関係者は皆熱心で、ポスター発表に対して多くの質問を投げかけるので、発表者もそれに負けじと懸命に答えていました。
また、若い世代がその地域の特徴や価値について考え、自己の地域の魅力の再発見に繋げるユースセッションでは、コース下見から下北メンバーと共に構築を図った富島専門員をはじめ、コアメンバーとして管野、荒明、工藤が参加し、運営に貢献しました。
◇来年の開催地は十勝岳ジオパークに決定
ジオパーク全国大会は、毎年持ち回りで開催されており、来年は十勝岳ジオパークが開催地となることが決定しています。下北大会の閉会式において、十勝岳ジオパークの参加者全員で登壇し、角和会長、斉藤副会長が、来年の開催に向けての決意をアピールしました。
来年の全国大会は、9月下旬~10月上旬の開催を現在調整しています。来年は十勝岳ジオパークが日本ジオパークの認定を受けてから4年目となります。全国大会開催を契機に、ジオパーク活動がさらに地域に根ざしていけるよう、これからもジオパーク活動の推進に努めてまいります。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>