掲載は概要です。詳細は公式ホームページでご確認ください。
◆活動状況と噴火予報事項
噴火予報(警戒レベル1、活火山であることに留意)に変更はありません。
◆噴煙などの表面現象の状況
62-2火口の噴煙は火口縁上400m以下、大正火口の噴気は200m以下、振子沢噴気孔群の噴気は稜線上200m以下で経過しました。25日22時10分頃から26日1時57分頃にかけて、62-2火口でごく微弱な火映を断続的に観測。この現象は、62-2火口内での高温ガス噴出や硫黄の燃焼などによるものと考えられ、2020年6月以降時折観測されています。10日に第一管区海上保安本部の協力により実施した上空からの観測では、各火口の状況に特段の変化は認められませんでした。
◆火山ガスの状況
6日に実施した現地調査では、火山ガスの放出量は、1日当たり約200トンでした。
◆地震活動などの状況
火山性地震は少ない状態で経過。火山性微動は観測されていません。
◆地殻変動の状況
62-2火口周辺と山麓の傾斜計では、今期間は特段の傾斜変動は観測されていません。
問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
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