◆上富良野中学校吹奏楽部
◇みんなでつくる音楽。笑顔で臨んだ本番!
北海道吹奏楽コンクールで見事金賞を受賞し、10月12日に茨城県水戸市で開催された「第24回東日本学校吹奏楽大会」に出場した上富良野中学校吹奏楽部の顧問の大熊勝映先生と、定期演奏会を最後に引退した嶋崎夢衣前部長、城越咲空新部長にお話を伺いました。
◇吹奏楽部顧問 大熊 勝映(おおくま しょうえい)先生
―部員との普段の接し方は
音楽指導の基本スタイルは「楽しく」ですが、普段子どもたちには、人間性を高める指導も両輪で行っており、そのつながりを大切にしています。
―大会出場が決まった時の気持ちは
部の目標にしている、念願の東日本大会出場が叶ったことが私個人としても嬉しかったです。すべてが順調にきたわけではなく、失敗を繰り返しながら成長してきたので、よくここまで来たなという思いです。
―部員の成長したと感じるところは
旭川地区予選から東日本大会にかけて、課題を明らかにして、クリアしていく、もっと良いものを作り上げたいという姿勢は、顧問の指導によるところのみならず、「自分たちで」という気持ちが強まっており、成長を感じました。
◇サックス 嶋崎 夢衣(しまざき めい)前部長
◇パーカッション 城越 咲空(しろこし さら)新部長
―大会出場が決まった時の気持ちは
北海道吹奏楽コンクールの本番で、いつも通りの演奏ができ金賞をいただき、今まで練習してきたこのメンバーで東日本大会に行けることがとても嬉しかったです。
―大会までの間、特に頑張ったこと、意識したところは
東日本大会までは、イメージの共有ができるようお互いに「どう吹いたらいいか」など自分が思っていることを積極的に伝え合い、「みんなで作る音楽」を意識して練習しました。また、楽譜の細かいところまで読む、動画で参考にするときも細かいところまで見る、行動も早く移動するなど、「一つ一つを丁寧に」を心掛けました。
―演奏本番、部員の様子は
慣れない環境、道外の学校からも見られている状況に部員みんなが緊張していましたが、本番では笑顔を忘れないことを心掛け、演奏できました。
―応援してくれた方々へ
たくさんの暖かい応援の言葉は自信につながり、寄付金もいただき励みになりました。また、11月9日に行われた定期演奏会に、昨年よりもたくさんの人が来てくれたことはとても嬉しく、応援してくれた人、関わった多くの人に感謝を伝えたいです。
―嶋崎前部長から後輩たちに向けて
東日本大会までいくことはできましたが、目標の金賞には届かなかったので、後輩たちに夢を託したいです。
部活のスローガン「努力は一生」。やればやるだけ結果で返ってくるので、努力することを忘れず頑張ってほしいと思います。
―城越新部長から今後の意気込みを
東日本大会までいったことで、今までにない背負うものがあります。他の学校、引退した先輩たちからの期待を無駄にしないよう、努力していきたいと思います。
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