◆上富良野町長 斉藤 繁
新年明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、輝かしい希望に満ちた令和7年の新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、昨年の町政運営に対しまして温かいご支援ご協力を賜りましたこと、心からお礼を申し上げます。
昨年の12月27日より2期目の任期となりました。町民の皆さまが幸せに暮らしていけるようしっかりと町政のかじ取りをしていく所存です。
昨年を振り返りますと、元日に能登半島地震が発生し、被災された方はもとより、日本中が驚き、不安を感じた年明けとなりました。しかし、パリオリンピックでの北口榛花選手、大リーグでの大谷翔平選手の活躍は日本中に感動と勇気、希望を与えてくれました。
町においては観光客の増加など、新型コロナウイルス感染症が地元経済や日常生活に大きな支障をきたしていた4年余りの厳しい状況から、力強い回復の兆しが見えたと思います。また大きな災害もなく農業分野においては豊穣の出来秋を迎えられました。
一方で世界的なエネルギー・物価の高騰により町においても燃料、電気料、資材費、飼料、肥料などの価格高騰の影響が町民の生活と基幹産業に大きな負担として重くのしかかっています。
また人口減少、少子高齢化、過疎化など、直面する課題は決して少なくありませんが、持続可能なまちづくり、農業・商工観光業・自衛隊の発展と、子どもから高齢者まで安心して暮らせるまちづくりをめざしてまいります。
令和7年は、開拓から128年目にあたり、大正15年の十勝岳の噴火から99年目となります。入植時や大正泥流の災害から復興へ挑んだ先人の思いを継承し、農業、商工観光業、自衛隊の三本柱を中心に一層の発展を成し遂げるため、さまざまな施策を合わせ、皆さまの幸福につながっていくよう、引き続き2期目も町政の推進を図ってまいります。
皆さまのご協力をお願い申し上げますとともに、令和7年が更なる発展の起点となれるよう、全身全霊で頑張ってまいりますので何とぞよろしくお願い申し上げまして、新年のあいさつにかえさせていただきます。
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