今年度2回目となる「住民会長との町政懇談会」が11月13日(水)に開催されました。
斉藤繁町長は会議の冒頭「令和6年は猛暑や大雨など大きな災害もなく非常に良い年だった。第2回の町政懇談会は11月の開催で予算編成も今後控えているため、それらにつながるような要望もあるかと思う。限られた時間内ではあるが、ぜひ率直な意見を伺いたい」とあいさつ。
議事では、高齢者実態調査の結果や十勝岳ジオパークについてなどが説明されました。
◆提出された議題
(1)令和6年度高齢者実態調査について
(2)除雪サポーターの募集について
(3)民生児童委員一斉改選について
(4)町道除排雪について
(5)十勝岳ジオパークについて
※会議録は、町ホームページでご覧になれます
◆意見交換から
◇質問
十勝岳災害の避難訓練について、移住者が何人かいるが町内会に入っていない。加入を促進してもなかなか理解してもらえず、連絡体制が取れていない状態。災害時には誰にどういう方法で連絡を取ればいいのか。
◇回答
引き続き町内会への加入を促進してほしい。災害などの有事があった場合は戸別の防災無線から勧告や避難誘導の情報提供はできる。災害要支援者に該当する場合は自主防災組織で共助していくことを説明して加入を促してほしい。
◇質問
熊の出没が多く、農作業に影響がある。考えを聞きたい。
◇回答
熊の目撃情報があった直後にパトロールをしてもらっているが、大きな音が鳴るものを身に着けて農作業してもらうなどの対策をしてもらうしかない。町で立て看板の設置やホームページなどで目撃情報を周知しているが、ごみを放置しないなど自己防衛をお願いしたい。また、猟友会のハンターが不足している。農協と連携して処遇改善などを道へ働きかけていく。今すぐハンターを増やせるわけではないが猟友会に加入してもらえるように進めていく。
◇質問
ジェットコースターの路について、観光客の車が多く、路上駐車や事故などでコンバインが通れないことがあった。議会だより10月号で西11線道路に200万の予算が付くと見たが、今後どのように対策するのか教えてほしい。
◇回答
携帯電話の位置情報を利用して観光客の動きを調査する予算がついた段階。ジェットコースターの路は観光での課題がある地点として定めており、すぐに解決できるわけではないが、交通事故や農作業の妨害にならないような方法を見つけていきたい。近隣に駐車場を作っても成功するかわからないうえに農地に戻せないので、駐車場のほかに誘導の仕方など、どんな方法があるのか十分に検討していく。
◆町長と語ろう
・団体・グループでも町長と意見交換ができます
おおむね5人以上の団体・グループなどが、あらかじめ決めたテーマで町長と語り合う場です。どなたでもお申込みください。
問合せ:町民生活課自治推進班
【電話】45-6985
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