上富良野町青少年海外派遣 人材育成事業参加報告

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12月27日～1月6日の11日間、中学生3人と高校生3人がオーストラリア・ブリスベンでホームステイや英語授業などを体験しました。参加者の感想文から一部を抜粋して報告します。

◆佐藤　なのはさん(上富良野中1年)
たくさんの初めてを経験したことで、もう一度オーストラリアに行き、お世話になったホストファミリーに会いにいくことやワーキングホリデーを利用して海外で働くという夢を持つことができました。
オーストラリアに着くまで不安だったのですが、どこに行ってもすれ違う人が「Hello」「どこからきたの?オーストラリアにようこそ!」と声を掛けてくれました。英語が話せず不安だった私も「大丈夫!なんとかなりそうだ」と安心することができ、私も自然と笑顔で「Hello!」「Hi!」と返すことができました。
知らなかった世界を知って将来の夢も広がり、すごく成長できました。初めて会った仲間と助け合いながら過ごしたオーストラリアでの時間は私の人生で一生忘れられない貴重な経験となりました。

◆山川　一樹(いつき)さん(上富良野中1年)
たくさんの心優しい方々に支えられ、いろいろな人とコミュニケーションをとることができました。行って間もない時はホストファミリーに声をかけてもらってばっかりだったけれど、滞在するにつれ、自分からコミュニケーションをとれるようになり、他人に英語であいさつができたり、ホストファミリーと二人で朝食を食べたとき英語で少し話せたりしました。
今回の研修を通して、どんなことでも経験することが大切で、経験することによって、一つずつできることが増えていき、成長していきたいと思いました。今後も、失敗を恐れずに何事にも挑戦し経験を増やしていきたいです。

◆大竹　美尋(みひろ)さん(上富良野中2年)
最近まで、不安や恐怖に負け、やらずに後悔することがありました。オーストラリアの研修についても「今の語学力で海外の人とコミュニケーションが取れるだろうか?」という不安や「仲間と仲良くなれるだろうか?」といった人間関係の心配があり、出発前日には行きたくないという気持ちさえも芽生えました。しかし、オーストラリアでのさまざまな経験を通して、想像もつかなかったとてもいい経験と知識を得ることが出来ました。
この様な経験から私は、不安や恐怖の壁を乗り越え、前へ一歩踏み出して見ることはとても大変だが、その苦労が気にならないほどの価値があるものを得ることが出来る。つまり「やらぬ後悔より、やる後悔。」を、身をもって体験することが出来ました。

◆瀧本　希望(そら)さん(上富良野高1年)
勉強が苦手で、英語も全く話すことができない私が、オーストラリアに行くためにレッスンを頑張りました。頭がパンクしそうになった時もあったけれど、頑張ってよかったなと思えた11日間でした。
初日は空港での手続きや入国審査など、英語で伝えながら心の中では、「引っかからないかな」「ちゃんと伝わったのかな」などドキドキしていました。最終日には、ホストファミリーに友唯さんと鈴音さんと一緒に手紙を書いて、プレゼントをしました。とても喜んでくれて良かったです。
私は、話すのが苦手でしっかりと伝えられるか不安だったけれど、現地の人が皆優しく接してくれたので過ごしやすかったです。実際に行ってみて、とても優しい人が多く、恵まれていたなと思いました。

◆谷口　鈴音(すずね)さん(旭川藤星高2年)
この研修を通して、リスニング力とスピーキング力が上がったと感じました。毎日ホストファミリーが送迎中やディナーで「今日は授業で何をしたか」「日本ではディナーに何を食べるの?」など英語で質問してくれたので、会話のキャッチボールをなんとか続けたいと思い、頑張ることができました。もちろんホストファミリーからだけでなく、私からもたくさん質問をして仲を深めることができました。
今回の経験で将来の夢に近づきました。これからも英語の勉強を頑張って行きたいなと思い、海外での生活は楽しいなと感じました。そして新年早々悲しい出来事が重なり、胸が痛む日々が続きますが、私はその出来事から今回海外に行けたのも当たり前のことではないんだなと感じさせられました。

◆吉村　友唯(ゆい)さん(富良野高3年)
プログラムに参加できてとても良い経験にもなったし、英語の楽しさやコミュニケーションの大切さに改めて気づくことができたと思っています。数日間で大きく変化できた部分はきっと多くはありませんが、行く前後では小さな部分で変わることができたのではないかと思っています。
アルバイトでは、以前は翻訳アプリに頼っていましたが今は使わず、相手とコミュニケーションをとることを続けています。自分の言ったことが相手に伝わる時はとても嬉しく達成感も感じることができ、今はとても英語がおもしろく、少しずつ英語の勉強も頑張っています。今回の経験は自分自身の将来にも必ず役立つし、英語の大切さや楽しさをたくさん感じることができたプログラムだったと思っています。

問合せ：教育振興課社会教育班
【電話】45-5511