2022年1月28日に日本ジオパーク認定を受け2年が経過しました。コロナ禍でなかなか活動ができない期間もありましたが、再来年度には再認定審査なども控えています。そこで今回は、十勝岳ジオパークの理解度をさらに深めるため地域普及講演会を実施します。また同日、同会場にて研究活動助成報告会も開催しますので奮ってご参加ください。
◆十勝岳ジオパーク講演会「ジオパークの使い方」・研究活動助成事業報告会
日程:3月23日(土)
時間:
・講演会 13時
・報告会 14時30分
場所:かみん
申込方法:電話かこちらの申込みフォームからお申込みください
※詳しくは本紙をご覧ください。
申込期限:3月19日(火)
※送迎バスをご用意します
◇講演会「ジオパークの使い方」
本講演では、2009年からジオパークを専門にする国内初の行政職員として長崎県島原市に勤務され、島原半島ジオパークにて12年間ジオパークの現場で事業の推進に携わり、現在は鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の事務局次長兼主任研究員として、多岐に渡りご活躍されている大野希一(まれかず)氏をお迎えします。
講演内容は、ユネスコの正式事業であるジオパークプログラムの理念や目的、日本国内の他のジオパークで行われているさまざまな活動をわかりやすく紹介します。
◇研究活動助成事業報告会「ふれてみよう!十勝岳研究の最前線2024」
本年度の研究活動助成支援事業2件について、研究成果の発表を行います。最新の研究成果を一般向けにわかりやすく解説しますのでご参集ください。
〔研究成果発表内容〕
・十勝岳の噴火履歴解明のための地質学及び岩石学的研究(教育大学旭川校学生…1988年噴火の噴石をドローンなどを活用し、分布や噴出メカニズムの解明と、美瑛火砕流・十勝火砕流の分布についての研究)
・十勝岳及び周辺地域のカメムシ目昆虫相の種多様性調査(教育大学旭川校ほか…希少種や固有種を含めどのような昆虫が生息するかについての研究)
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