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◆活動状況と噴火
予報事項噴火予報(警戒レベル1、活火山であることに留意)に変更はありません。
◆噴煙などの表面現象の状況
62-2火口の噴煙は高い状態が続き、噴煙は火口縁上300m以下で経過。大正火口の噴気は100m以下、振子沢噴気孔群の噴気は稜線上100m以下で経過しました。
◆火山ガスの状況
21日に実施した現地調査では、火山ガスの1日あたりの放出量は約400トンで、前回(2023年8月)の観測と同程度でした。
◆地震活動などの状況
火山性地震は少ない状態で経過。火山性微動は観測されていません。
◆地殻変動の状況
62-2火口の周辺と山麓の傾斜計では、62-2火口付近の地震増加や火山性微動発生と同期した特段の傾斜変動は観測されていません。GNSS連続観測で2021年以降観測された山体浅部の収縮を示す地殻変動は、2023年夏以降、概ね停滞しています。また、山体深部の動きを示す特段の地殻変動は観測されていません。
問合せ:旭川地方気象台
【電話】0166-32-7102
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