◆一般会計の歳入
「自主財源」の割合が大きいほど財政は安定していると言えます。
上富良野町は依存財源が多くを占める脆弱な財政構造です。
◆一般会計の歳入の特徴
自主財源である町税は、前年度より855万4千円の増を見込んでいますが、これは固定資産税の増加が主な要因です。
実質的な地方交付税(臨時財政対策債の発行額を含めたもの)は国の地方財政計画の内容を勘案し、前年当初予算比で1千220万円の減少を見込んでいます。各種事業を行うための基金繰入金は、前年度より3億9千713万5千円の増加となっています。
◆予算の概要
令和6年度の一般会計、特別会計、公営企業会計のすべての会計を合わせると、175億656万5千円で、前年度と比較して2.4%の増となりました。
◇ワンポイント解説
◇予算の内訳をチェック
◇公営企業会計の内訳
◇ワンポイント解説
公営企業会計では、予算の構成上「収益的収支」「資本的収支」の二本立てとなります。簡単に言えば「収益的収支」は現在のために使うお金(日々の営業活動に必要な経費)、「資本的収支」は、将来のために使うお金(施設の改良など)となります。
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