中川町の地域おこし協力隊を紹介します

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地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、様々な活動を通じて、その地域への定住・定着を図る仕組みで、当町でも多くの隊員に活躍いただいています。
現在まで29名が着任し、現在も16名が中川町で活躍してくれています。※現在任期中の隊員含む
今号では、中川町で活躍する地域おこし協力隊の隊員を紹介します。

■地域おこし協力隊の移住により地域にもたらしている効果
・人口の増加
移住により人口が増加します。
・地域経済への貢献
地域の特産品や観光資源を発見、活用しながら新たな事業を展開し、地域経済の活性化に貢献しています。
・地域の魅力向上
地域おこし協力隊の活動により、中川町の知名度が上昇し、良い評判が高まり、地域の魅力向上につながっています。
・地域コミュニティの発展
地域おこし協力隊は、地域コミュニティの一員として、地域イベント等に積極的に参加することで、住民との協力関係が深まり、地域コミュニティの発展に寄与します。

※起業型隊員…起業の実現性が高いと判断される者で、起業をする意思がある者。
※課題解決型隊員…町の課題を解決できると判断される者で、係る課題解決のため受入団体に雇用される者。

■現在任期中の隊員
▽野中豪　起業型
出身地：福岡県
任期：令和3年4月21日～
経歴：ニュージーランドへの釣り遊学、大学卒業後大手オフィス家具メーカーを経て本町協力隊。
活動内容：プロのフライフィッシングガイドとして、アウトドアガイド事業を展開する。

▽市村修司　起業型
出身地：東京都
任期：令和3年6月1日～
経歴：大学卒業後、東京都内や長野県軽井沢市のレストランで腕を振るう。
活動内容：スペイン料理店「Bar El Rinconcito」を通じた中川町産食材の発信や活用。レシピ開発など。

▽村木栞奈　課題解決型
出身地：京都府
任期：令和3年7月8日～
経歴：高校卒業後、アパレル販売業を経てデザインを学んだ後、本町協力隊。
活動内容：(株)中川町地域開発振興公社へ配属。有名百貨店などを中心とした販路開拓、ECサイト運営、特産品開発。

▽反中祐介　起業型
出身地：岐阜県
任期：令和5年4月1日～
経歴：大学卒業後、スポーツブランド勤務を経て独立。プロのトレイルランナーとして活躍。
活動内容：トレイルランニングを通じたアウトドア事業。健康増進など。

▽松本高司　課題解決型
出身地：神奈川県
任期：令和5年7月18日～
経歴：高校卒業後、民間企業を経て、アウトドアショップにて、販売やアウトドアイベントを担当。
活動内容：(株)中川町地域開発振興公社に配属。カヌーやカヤックを用いたアウトドア商品の開発や販売を担う。

■今も中川町で活躍する地域おこし協力隊OBインタビュー
▽片山勇人さん
出身地：旭川市
現在の勤務先：(株)中川建設
任期：平成24年6月1日～平成25年3月31日
中川町の記念すべき地域おこし協力隊第一号、レジェンド片山勇人さんにインタビューしました。

Q.協力隊時代の活動内容を教えてください。
A.農家さんのお手伝い、町内イベントへの参加、エゾシカ調査や講演会の開催などを担当していました。

Q.現在はどのような仕事をされていますか?
A.(株)中川建設で総務の仕事をしています。運転手さんの配置やダンプトラックの配車、会社のイベントの準備や運営、その他事務作業などいろいろな仕事をしています。

Q.協力隊活動で今に活かされていることは何ですか?
A.初めての協力隊ということで、町内イベントでは大勢の人の前で「はじめまして」のご挨拶をすることが多く、そうした場に慣れることができたのは貴重な経験です。今でも会社のイベントの司会などで、当時の経験が活かされているなと思います。

Q.中川町第1号の地域おこし協力隊として苦労したことはなんですか?
A.最初のうちは、とにかくなにをすればよいのかわからず、ふわふわした状態で活動していたことを覚えています。それでも周囲の人たちに助けていただきながら、できることに全力で取り組んでいたと思います。

Q.後輩がたくさん活躍している今の中川町についてどう感じていますか?
A.広報で活動記録を拝読していますが、多くの後輩の皆さんが、多種多様な分野で活動されていて本当にすごいなと思います。協力隊という限りある時間の中で、中川町での活動を通して、自分の人生にプラスになることを見つけてほしいです。

Q.これから中川町でどんな風に過ごしたい?
A.これからも中川町で楽しく過ごしていきたいです。それと、個人でできることではないですが、テリジノサウルスやクビナガリュウのオブジェを設置したいです。中川町に来て以来ずっと抱いている野望です。