バケツ稲づくり ～田んぼのない町で稲づくりを学ぼう。～

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5月24日、中川町幼児センターで3歳児から5歳児の園児23名がバケツ稲の田植えを行いました。
「水稲の作付けがない中川町で、生育過程を観察して主食である米の大切さを感じてほしい」と産業振興課が企画したものです。
中川町史によると、安川地区で平成3年を最後に中川町では水稲の作付けがなくなりました。

◆バケツ稲づくりとは
土を入れ水を張り、「田んぼ」に見立てたバケツに苗を植え、収穫までを体験するものです。
苗は、美深町の生産者が育苗した「きたゆきもち」を北はるか農業協同組合の協力により提供していただきました。

◆田植え体験
当日は、晴天に恵まれ、バケツに田植えをした園児たちは、「去年も稲見た」、「水が冷たい」、「バケツの中の土が深い」などと話しながら楽しそうに田植えを行っていました。

◆収穫は9月を予定
これから苗がどのように成長していくのか、園児たちと栽培管理を行い、9月下旬に収穫する予定です。

■稲づくりカレンダー
5月下旬　田植え(移植)
6月　分けつ(稲の株分かれ)
7月下旬　穂が出る
8月上旬　稲の開花
9月下旬から　収穫