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自治体の皆さまへ

中川町地域おこし協力隊活動記

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北海道中川町

町の振興や発展のために東奔西走する地域おこし協力隊の活動の様子を紹介します

■『笹の花』 野中 豪(のなか たけし)
アウトドア観光振興担当の野中豪です。
ようやく待ちに待った春が来たと思ったら、あっという間に夏至が来て日の長い一日がまた冬に向けて少しずつ短くなっていく。そんなことを感じながら忙しかった5月6月を振り返り、夏本番を迎えようとしております。
ある日、中川町の水辺で笹が枯れているのを発見しました。笹は60年から120年に一度だけ花を咲かせ、その後は一斉に枯れてしまう、とても不思議な植物です。ニセコに住んでいる私の友人に、「今年は笹の花が咲いたから、一斉に笹が枯れてしまったよ。人生で初めてみたよ。」と聞いていたので、私もいつか見てみたいなと思っておりましたが、なんと中川町でも笹の花が咲き一面が枯れている光景に出会いました。
中川町とニセコ町は同じ北海道でもかなり距離がある地域ですが、同じ時期に笹の花が咲いて枯れてしまうという事は、きっとその昔、北海道全域の自然環境に大きな変化があったのではないかと想像します。
今はインターネットが発達していて何でもスマートフォンで調べることができ、笹の生態についてもほんの数秒でわかってしまう時代ですが、その昔に生きていた人たちは、初めて笹の花を見に来た時はどんな気持ちだったのだろうと、その当時の状況を想像してしまいます。
笹の花について想像を巡らすうちに、日々出会っている小さな草花の一つ一つにも、きっとまだ知らない自然のサイクルがあるのではないかなと感じるとともに、私自身が自然の一部である生き物として、それらの変化やリズムを捉えられる眼を養いたいと感じるのでした。

■『夏突入!』 市村 修司(いちむら しゅうじ)
夏至が訪れ、日が長い気持ちよさを感じまくりの6月の末、この文章を書いております。
5月末から6月初めにかけて花たびそうや号が天塩中川駅に停車しました。今年もオトカフェプラスとして駅弁の販売等をしました。たくさんの町民の皆さまが旗振り等のおもてなしに参加してくださり、乗客の皆さまも気持ちよく過ごしているように思いました。「観光」を提供するというと色々なサービスや特産品を用意しなければいけないように考えてしまいますが、「観光」の根本はこういう姿なのではないかと感じました。
7月には多くのイベントが復活するようです。この記事が届く頃にはいくつかのイベントや祭りは実施済みかと思いますが、私はその準備というか何をしようかということに頭を悩ませております。コロナ禍の中で実施できなかったイベントたち。この時期は「本来ならイベントだらけで忙しいんだよ」とは色々な方から聞いていましたが、本当に多いのですね。驚きました。私はスペイン料理をやってきた身ですが、スペインもお祭り(フェスタ)好きで有名です。スペイン料理に携わってきた私としてはできるだけ参加していきたいと思っております!町内イベントの際何かよくわからない料理を出している店があるとしたら私どもです!せっかくの機会ですのでぜひお試しください!
協力隊として移住して下さった反中さんの初心者向けのランイベントが週一回くらいのペースで開催中です。私もダイエットも兼ねて参加中です。ほんとイベント多いすね!ではまた。

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